お姉さんは妹JKに関係がバレてからは遠慮なく来るようになった、妹JKはといえば少し様子がおかしい、ちょっとよそよそしいと言うか不機嫌にくることもある、それでも結局は自分に抱かれにきて中に出されて帰る。
来る時は不機嫌でもエッチして帰る時は嬉しそうにして、また来るね!って。
何回か妹JKを抱いているうちに自分の中で燻ぶっていた違和感が大きくなる、お姉さんとするエッチは自分の欲求の吐き出し口でそこには何ら感情的なものはない。
最初こそ前のように無我夢中で抱いていた妹JKにも少し自分の中で何か変化してきた、なんだか義務感のようなものを感じ今は楽しめない自分がいる。
今の妹JKとのエッチはお姉さんの時となんら変わりはない、そんな気持ちの変化を消化出来ずに関係が続いていく、週末のお泊りはもう決定事項のようで毎週続いている。
妹JK的にはどう思っているのか、もはや元サヤ気分なのか、来れば抱かれ、それかわかっていても抱かれにくる妹JKの気持ちがわからない。
お姉さんへの嫉妬か当てつけか、それとも関係の修復を望んでいるのか自分には全くわからない。
ただ今の妹JKは自分の知っている、自分と一緒にいた時の妹JKではない、そんな感じがする。
少し離れていた間に妹JKは成長して大人になり、一人置いていかれた自分は妹JKへの想いを拠り所にして、取り残され進歩しなかったのか。
お姉さんを抱いても気分ははれない、だからと言って妹JKを抱けばいいわけでもない。
お姉さんよりは幾分ましな気持ちになるだけで、なんだろう今は違和感よりは戸惑いの方が大きく適切な表現かもしれない。
そう思う気持ちが強くなると扱いにも気持ちが出てくる、お泊りに来てもすぐにフェラをさせる、これはお姉さんと同じ扱いで。
前までなら嫌な顔一つしなかったのに、もう?
とでも言いたげな少なからず不満気な顔をする、嫌ならいいけど先に少しして欲しいと言えば仕方ないな的な表情で咥えてくる。
それも少しすると上目遣いで、まだ?
みたいに見上げてくる、それを見ていると自分の気持ちが離れていくのがわかる。
気持ちは離れ、別の所に気持ちがいき自分じゃない感じで遠くから見ているそんな感じだ。
前の関係を美化して、自分の気持ちの拠り所にしていた自分が馬鹿だと言われればそれまで、もしかしたら今の妹JKが、これが本当の妹JKの姿なのではとも思ったりもして。
そう思うと自分が情けないやら、なんともアホらしく思えてくる。
気もそぞろな自分を見上げる妹JKに逆恨みにも近い感情が込み上げてくる、自分から別れを切り出しておきながら、お姉さんが出戻ってウチに来るようになって、また自分も出入りするようになり、まだ彼女気分でいる事に釈然としない気持ちに整理もつかない。
上目遣いで見上げる妹JKに、怒りとも憎しみとも違うドス黒い感情が込み上げてくる、嫌ならもういいよ、別に嫌々されても嬉しくも気持ち良くもないから。
納得のいかないような表情で自分を見て立ち上がる、その態度も気に入らずにもう帰ってもいいよ、疲れたから今日は一人でゆっくり寝たいから。
お風呂にでも入って寝るからお疲れ様、今日は帰って。
少し前にお姉さんを見据えたような棘のある目で自分を見る、その目はせっかく私がしてあげてるのになんでそんな事を言うの?とでも言いたげな目つきだ。
そんな妹JKと視線をあわせた、頼むから今日は帰ってくれ、帰らないと酷いことを、言わなくてもいい事を言いそうだ。
もう帰ってと一歩妹JKに近付くと後退りした、これはどんな意味だろう?
今までなら後退りしたり拒否するような事は一度もないのに、本当に妹JKの気持ちがわからなくなった。
わからなくなったと同時に、妹JKの気持ちがわかったような気もした、これが今の自分との関係で距離感なのかと。
あー、どんどん自分の気持ちが離れていく、冷めた感情と得も言われぬ気持ちになる、自分が今どうしたらいいのか、何をすればいいのかもわからない。
自分の気持ちに、整理のつかない感情に押しつぶされそうになる、頼むから早く帰ってくれ、祈るような気持ちでいるとインターホンが鳴る、天の助けかと思えばモニターに映るのはお姉さん。。。
なんの悪戯かどんな試練なんだよ、インターホンの呼び出しに出ないでいると玄関からお姉さんが入ってくる、だから勝手に入ってくるなよ、今の2人に向き合う余裕なんて俺には無いんだよ。
ただならぬ雰囲気にお姉さんも何も言わず、自分に向けていた鋭い視線を今度はお姉さん向ける妹JK、もし今ここでお父さんが来たら修羅場と言うか終了だな、なんて思っていたら一人笑えてきた、
それを見ていたお姉さんは訳がわからずキョトンとして、妹JKは何が面白いの?と今度はまた自分を睨んでくる、もうどうでもよくなった自分は、悪いけど今日はもう2人とも帰ってくれ。
疲れたからもう寝るから、今度は強い口調で言った。
2人の体を押し玄関に、今日は帰ってくれお疲れ様。
そのまま2階に上がりベッドに、玄関の閉まる音がしてホッとした、と思ったのも束の間で寝室のドアが開き妹JKが入ってくる。
なんだよなんだよ、もう今はそんな気分じゃないし妹JKとも話す気力もない、ジッと自分を見る目は何かを訴えるような目だ、今さら俺に何をしろと、いくら妹JKとはいえシバクぞ。
もう自分には妹JKを気遣う余裕はない、それどころか今何かあったら妹JKを本当にシバキかねない、それをハッキリと妹JKには伝えた。
その答えは、なんでもすればいいじゃん私は平気だから、挑むような目つきと口調で言ってきた。
これが自分が恋い焦がれて想いを募らせていた同じ妹JKか?
自分の前にいるのは自分の知っている、自分の好きな妹JKではない、それを悟った瞬間に自分の中の何か切れた。
それは怒りからくるキレるとかではなく、精神的に辛うじて槌がっていた妹JKへの想いが切れた瞬間なのかと思った。
そう思った瞬間に立ち上がり妹JKの腕を掴みベッドに引き倒した、今度は後退りする余裕も拒否するような時間もなく、キャッと声をあげベッドに妹JKは倒された。
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