組の幹部会で、会長が、
「お前達に、お願いが有るんだ。嫌だったら断って構わない。」
理事長(若頭)が、
「組長!間違えた。会長!水くせえです。何でも仰って下さい。断るなんてあり得ません。」
「ありがとう。皆。実は拓哉くんの事なんだが。」
「拓哉くん?ああ石原さんですね。お嬢様の御主人ですね。」
「彼がフロント会社の統括をしてから、業績が上がり我々の資金源もかなり潤い今や日本の中枢企業になり、政治家や警察もよほど悪い事をしなければ口を出さなくなったよな。」
「分かってます。俺達が贅沢出来るのも彼のお陰ですから、何でもしますよ。」
「拓哉くんは、仕事とプライベートは全くの別人で、娘は仕事に夢中だからつまり。」
「会長、女が必要。でも確か。母親とあれなんじゃ。」
「そうなんだ。奥様も、もう若く無いから疲れて連チャンが出来ないから、二人に頼まれてな。」
「どうしたんです。我々はヤクザですぜ。女を調達するなんて朝飯前じゃないですか。」
「お前達は知らないが、彼の性欲は半端ないんだよ。それとかなり変態プレイをするから大変なんだ。あと近親相姦が世間にバレたら大変だからかなり口が固くセックスに耐えられる女でないとな。」
「絶対喋らない女。会長!もしかして。」
会長は頭を下げて、
「お前達の幹部の嫁しかおらん。だから断っても構わない。」
「組長頭を上げて下さい、いや会長お安い御用です。俺達だって結婚してから沢山女を抱いているし、嫁だって会長のお願い、いや、組の恩人の石原さんの為なら、喜んで抱かれますよ。」
「助かるよ。でも彼は変態だからお前達も行くんだぞ。大丈夫か?」
「いわゆる寝盗られってヤツですね。嫁が犯されるのを見るとも悪くないかも。家ではみんな、かかあ天下だからな。」
全員大爆笑して、幹部会は終了したのである。
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