彼女は、極道の娘で子供の頃から孤独だった。
当たり前である。極道の娘と友達に成ってくれるクラスメートなんていなかった。
でも大学は彼女の高校から行かない学校を選んで入学したので、友達や彼氏もできのである。
しかし、その彼氏にも彼女が極道の娘と判ると、振られた。しかも、ヤクザは人間のクズ。とか、俺の人生の経歴に泥を塗りやがって。と、まで言われたのであった。
秋元さんは、めちゃくちゃ落ち込み、その振られた後たまたまナンパされた半グレに誘われ、セックスをしまくり、その後は仲間に成って入れ墨を入れ、美人局までしてたのである。
だから彼女はセックスは、めちゃくちゃ上手かった。僕も性欲は強いので朝までセックスをしたのである。
「石原さん。凄いね。カタギの人には見えないわ。性欲はヤクザ並よ。」
彼女は、煙草を吸いながら続きを話してくれた。
父親が組員から、組のシマで半グレが美人局で荒稼ぎしてると報告があり、それも自分の娘で入れ墨までしていることが解り、めちゃくちゃ怒られ、母親は入れ墨をした娘を見て泣き崩れたのであった。
「だって私は所詮極道の娘よ。誰も相手にしてくれない。」
と言って、振られた彼氏の暴言を両親に泣きながら言ったら、両親は許してくれ、
「辛かったな。親が極道だからお前の気持ちを理解せず。怒って済まない。
でもせっかく頑張って大学に入学したのだから、卒業して社会人に成ってくれ。親バカかもしれないが、お前に普通の人生を経験させたいんだ。」
僕は、
「いいお父さんだね。でもよく半グレから抜けれたね。」
「何かよく判らないけど、いつの間にか連絡して来なくなったの。それと私の元彼も大学辞めちゃたから大学も行きやすかった。
何か不思議。石原さんって聞き上手なのかな。何でも喋る私初めてだわ。
やだ。もう勃ってる。続きしよう。」
僕は彼女の話を聞いて、半グレや元彼はもうこの世にいないと確信した。
娘の前ではいい父親でも、娘に入れ墨を入れさせた半グレと、暴言を吐いた元彼を極道の組長が許すはずが無い。
「僕は、秋元さんに対する気持ちは全然変わらないよ。結婚しよう。いや、結婚して下さい。」
彼女は泣きながら、
「嬉しいけど本当は、入れ墨女と結婚したいんでしょ。変態。」
二人は大爆笑して、セックスをやりまくったのである。
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