部屋に、組長さんと妹が戻って来たら、母は、泣きながら
「咲良大丈夫。怖かったね。」
抱きしめた。
「ママも皆もどうしたの?私急に車の運転が粗くなったからびっくりして酔っただけ。大袈裟ね。私もう6年生よ。」
組長さんが、
「そうだったな。咲良ちゃんはもう大人だな。」
「当たり前じゃ無い。組長さんの大っきなチンチン入れられるのよ。
後、お義姉ちゃん泣いてるけど、結婚キャンセルなんて言わないでね。私、お姉ちゃんが出来て嬉しかったんだから。」
組長さんが、
「こりゃまいった。咲良ちゃんに座布団10枚。」
「パパ全然面白く無い。」
と妻が言ったら全員大爆笑したのである。
「お前、アイツをこの前の大学生みたいに殺すのかい?」
と組長さんが言ったら、
「あなた!敦子がいるのよ。」
と奥様が怒鳴ったら、妻が、
「大丈夫。急にいなく成ったから薄々判っていたけど、まさかママが殺したとはね。」
「私、どうして許せなかった。半グレよりクズよ。あの男は。」
奥様は過去の経緯を母と妹に話して、
「私主人の車が襲われて咲良ちゃんが怖い思いをしたと勘違いしたのよ。
あなた。警察にでも突き出して、未然に防いだボディガードには特別ボーナスよろしく。」
母が、急に怒りだし、
「奥様!自分の娘の時と扱いが違い過ぎませんか?咲良が嫌な思いをしたのは同じですよ。」
僕が慌てて、
「ママ止めろよ。咲良は大丈夫だって言ってるじゃないか。」
妻も、
「私もお義母様が正しいと思うわ。ママは間違ってないけど、私達の前で喋るからいけないのよ。
私ママがアイツを殺したと聞いて驚いたけど、嬉しかった。私ママに愛されていたんだと実感したわ。
お義母様はきっと咲良ちゃんが私より軽くみられたと、怒っているのよ。」
奥様は泣きながら土下座して、
「敦子の言う通りです。奥様申し訳ございません。」
母は驚いて、
「やだ奥様頭を上げて下さい。私親バカバカバカバカ。」
奥様に抱きついて泣いていた。
組長さんが、
「私達はこれで本当の家族だ。隠し事も何もない。本当のな。奥様のウンコも見たし。」
「パパせっかくいい事言ってたのに台無しよ。」
と妻が言ったら全員泣きながら大爆笑した後、組長さんを襲おうとしたヤツをみんなで殺したのであった。
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