「こんなこと言わない、、、ソウくんが一番大切なの、、、誰よりも好き、、、母さんだって女なのよ、、、わたしだって、、すごく寂しいんだよ、、、」
母も女の盛りを迎えている。
仕事にかまけて母を蔑ろにしている父親。
それにミスズの事、、、
実の娘のように可愛がっていた。
ソウスケと付き合うようになってからは特に、、、
裏切られた気持ちはソウスケと何らかわりはないのかも知れない。
だからソウスケの辛い気持ちが痛いほど分かる。
そしてそれが余計に実の母子を求め合わせてしまう。
それでなくても二人は異性として心の奥で惹かれ合っていたのだから、、、
はにかむ母の顔を眺めながら優しく髪を撫でる。
艶やかな少し長めの黒髪。
染めてみようかなと言う美子に、今のままがいいと応えたソウスケ。
母は忠実にそれをまもってくれている。
お返しのように母の腕が伸びてきて息子の頭を撫で返す。
「母さん、すごくキレイだよ、、、ずっと思ってた、、、」
「嬉しいわ、、、ソウくんだって、すごくカッコいいよ、、、ソウくんの顔も、、すごく好き、、、」
母が、美子が欲しい、、、
「俺、、、母さんでオナニーしてた、、、ゴメン、、昔、母さんの、、下着、オカズにしてた、、、」
「知ってたよ、、、大丈夫、、、わたし、嬉しかった、、、だから、、、わたしも、、、ソウくんで、、自分でシテた、、、」
顔をまっ赤にして告白する美子がたまらなく可愛い。
そんな母の唇をそっと奪う。
躊躇うような母子の口づけが、あっという間に恋人同士のそれに変わっていく。
つづく
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