マユとヤマトが学校を去った。
あれこれと噂で持ちきりだった状況も治まり、穏やかな日常が戻ってきていた。
ソウスケの両親も戻って、まるで何事も無かったかのように、以前の生活が再開されていく。
その日は週末に出された化学の課題を、ソウスケの部屋でミスズと二人、取り組んでいた。
化学の担当教師は厳しく、そして意地が悪い。
それだけにかなりの難問で、化学が苦手なミスズが泣きついてきたからだった。
「これ、ムズいなぁ、、、ミスズ、お前も少しは考えろよ、、、」
泣きついてきたくせに、当の本人はベッドの上でうつ伏せになってマンガを読んでいる。
「わたしが化学、まるでダメなの知ってるでしょう?わたしが手伝ってもジャマになるだけだし、、、」
「お前なぁ、、、」
何気なく振り向いたソウスケの視線が、ミスズの躰に吸い寄せられてしまう。
ストレッチ素材のジーンズが、よく持ち上がった大きめのヒップをくっきりと浮き立たせていた。
下着のラインまでも薄らと見ることが出来る。
「ああ、ソウスケ、、、なんかエッチな目してる、、、」
「見てないって、、、だいたい、、そんな格好してるミスズが悪いんだろう?」
「ソウスケって、お尻も好きなんだ?オッパイ派だったクセに、、、」
「何言ってるの、、お前、、、」
「バレバレだよ、、ソウスケ、、、」
アーモンドのようにクリクリした可愛い瞳で見つめながら、ミスズが詰め寄ってくる。
サマーニットの胸元が広がって、深い谷間を覗かせていた。
やっぱ、ミスズはカワイイよな、、、
胸もデカイし、モテるはずだよ、、、
でも幼馴染みだし、俺にとって大切な親友だ、、、
今日までずっとそう思っていた、、、はずだった、、、
「ねえ、、、ソウスケ、、、エッチ、しようか?」
「な、なに言ってるだよ、、、冗談だよな?」
その豊満な胸をソウスケの腕に押し付けてくる。
つづく
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