酷い、、、あの二人、反省どころか、、、今日もこんなことを、、、
どうしてこんなにも愚かな事を、、、
もう二人が処分されることは確定的だ。
そしてソウスケも知るはずだ、、、
今日の彼女の新たな裏切りを、、、
もうこれ以上傷つけられたソウスケを見るのが辛かった。
ソウスケはリビングで寝ることになった。
ソウスケはあの書き込みを見てしまったのだろうか?
気になって、とても眠ることなど出来ない。
11時を過ぎた頃、チエはガウンをはおり、リビングへと向かうことにした。
ソウスケはソファに座って頭を抱えていた。足元にスマホが落ちている。
やっぱり見たのね、、、
ソウスケの隣に腰を下ろし、背中を優しく擦る。
「ソウスケくんのせいじゃないよ、、、ソウスケくんは悪くない、、、」
さっきの言葉を繰り返す。
「先生、、、」
こんなに弱りきっているソウスケを初めて見た。
自分にだけ弱さをさらけ出してくれるソウスケが、たまらなく愛おしかった。
「お願い、、、教えて欲しい、、、、ソウスケくんが、ずっと好きな人、、、」
はっきり言ってくれたら、、、わたし、、、
「、、、先生、、、です、、、チエ先生です、、、」
「ああ、ソウスケくん、、、」
やっぱり、、、
チエはソウスケを抱きしめていた。
「わたしもソウスケくんが好き、、、、ずっと好きだった、、、」
「それは、同情、、、ですか?」
「ちがうよ、、、同情なんかじゃ無い、、、わたしはソウスケくんにウソはつかない、、、だって、わたしはソウスケくんの先生だし、ずっと年上なんだよ、、、だからわたしも自分の気持ちを抑え込んでた、、、でもソウスケくんが勇気を出して好きと言ってくれたから、、、」
「先生、、、俺、チエ先生のことずっと想い続けていたんです、、、」
「すごく嬉しいわ、、、、ねえ、ソウスケくん、、、二人だけの秘密をつくりましょう、、、これからずっと、、、」
つづく
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