25日目(日曜日)
※土曜日の続きから
ユキが目を覚ました時、時刻は夜の18時になっていた。まだホテルの中で相田の姿は無かった。
ユキはしばらくボーッとしていた。アダルトショップの事も、ポルノ映画館の事も、まるで夢の中のように曖昧に感じた。
ユキの口からは精液の匂いがした。
(、、、そういえば口の中、洗えてないや。)
乳首やクリはヒリヒリしていた。
ユキは精液の匂いや局部の痛みが、あの出来事が現実だったのだと実感した。
身体は完全に屈服させられてしまい、ユキのプライド、尊厳はズタズタに裂かれていた。
それでも心は完全に屈服していなかった。もちろん、今は反撃する余力は無かった。だが、いつか相田に地獄を見せてやろうと、心の奥底では思っていた。
ユキはずっとトイレに行っていなかった。だから尿意が強かった。
(マンコを触ってって懇願したのは、洗脳みたいな状態だったから、、、私の意思じゃない。懇願しないと殺されていたかもしれない。他に道が無かっただけ。)
口をゆすぐためと、おしっこをしようと起き上がった。フラフラだった。頭が重かった。
(映画館でイカされたのは抵抗出来なかったから、、私の意思じゃない。。)
トイレのドアは開き、今度はちゃんとトイレで排尿する事が出来た。
(女の子一人にあんなに大人数で、、私は卑怯な手にかかっただけ。)
そして、口を念入りにゆすぎ、歯を磨いた。
ユキは映画館での自分の痴態に全て都合の良い言い訳をつけて自分を納得させ、何とか尊厳を守ろうとしていた。
ユキが歯を磨き終わると、相田が部屋に入ってきた。
「あれ?まだ寝てるかと思ったのに、、、」
相田は驚いた様に言った。
「、、、どこ行ってたの?」
ユキは殺意程の怒りを相田に抱いていたが、とにかく身体が怠くて、悪態をつく気力も無かった。
「近くのコインランドリーでユキさんの服を洗って乾燥機かけてたんだよー。」
そう言いながら相田はユキの服を袋から取り出した。
「は?なんで洗ったの??馬鹿なの?意味わかんねーよ。。」
ユキは言葉はキツいが怠そうに言った。
「ユキさんが映画館で着てた服、精子塗れだったから、洗ったの。ついでにユキさんの私服も洗おうと思ってさ。」
「はぁ?まさか、、一緒に洗ったの??
、、、最悪。」
精液塗れの服と、綺麗なままの服を一緒に洗われた事で、ユキは自分の服が穢れた気分になった。
相田は本当に人を不愉快にさせる天才だと、ユキは心の中で皮肉った。
「じゃあ、今日はもう帰ろうか。明日はゆっくり休んでね。」
相田はニコニコして言った。
ユキは驚いた。相田の事だ。まだ何か私を貶める事をやろうとしているだろうと考えていた。だから、これで終わりという事が意外だった。
「その代わり、1個宿題を出すね。」
(だと思ったよ。このまま終わらないよな。クソが。)
「明日、、日曜日にオナニーして。それを動画に撮って僕に送って。」
ユキはオナニーなんてした事が無かった。ユキは男性であろうと女性であろうと、自分で自分を慰める、いわゆる自慰をする人を気持ち悪いと見下していた。
だから、絶対にやらない!死んでも無理!!そう心では思っていた。だが、それが無駄なのも分かっていた。
「分かった。オナニーして動画に収めてテメェに送ればいい訳ね。変態クソ野郎。」
相田はユキの悪口をスルーして驚いて聞いた。
「あれ?やけに素直だね。」
「だって、、アンタ私が嫌だって言ったら、また脅すんでしょ?めんどくせーんだよ、本当にそういうの。」
ユキは自分で言っていて怒りがふつふつと湧き上がって来るのを感じた。
(マジで相田はいつか殺す。地獄を見せてから殺す。)
2人は駅で別れ、ユキはそのままフラフラと家に帰り、すぐに眠りについた。
~~~日曜日~~~
早く寝たせいか、ユキは朝早く起きた。
昨日に比べて乳首とクリトリスは痛み柔いでいた。
ただ、トイレで排泄した際に肛門にキレるような痛みが走った。
ユキは、映画館で肛門も弄ばれたが、ナニをされたかは覚えていなかった。
ユキは昨日の精神的なダメージが抜けなかった。
疲れもあり、お昼過ぎまで何をするでもなくボーッとして過ごした。
刻一刻と時間が経つにつれてユキは気が重くなった。
オナニーなんてした事ないし、したくもなかった。きっとこれからも自分からは絶対にオナニーはしないだろう。
だがしなければならない。
だが、ユキのプライドがオナニーをする事を邪魔した。
オナニーをしなくては行けない事を考えると、悔しさと怒りが止めどなく溢れてくる。
ユキは後悔と反省した。相田に糞尿を垂れ流して痴態を晒した時から1週間あって、何も手を打たなかった事にだ。
(もし、何か手を打っていればこんな事する事もなく、映画館で弄ばれ、痴態を晒する事も無かったハズだ。)
ユキはスマホをベッドの上がちゃんと写るように固定してた。
そしてベッドの上で横になった。
(この馬鹿げた相田の課題を終えたら絶対に反撃の作戦を考える。今に見てろよクソ野郎。)
ユキはスボンの中に手を入れようとした、、が、仰向けでやるのは、部屋全体が見えて、心做しか恥ずかしかった。
だからあまり周りを見ないで済むように、うつ伏せになった。
そしてうつ伏せのまま手をズボンの中に入れた。
だが。中々手がクリを触ろうとしなかった。
クリを触ろうとすると、映画館で触って欲しいと懇願した事を思い出してしまうから。本当は早く忘れたい思い出なのに。。だから触れずにいた。
意を決してクリを触ると、ヒリヒリはだいぶ和らいでいたが、少しだけピリっときた。
どう触ればいいか分からず、適当に触った。気持ちが良いが、少しだけだった。
(なんで映画館では気持ちよかったんだろう?)
ユキは素直に疑問に感じた。
身体中を弄られてたのに、マンコだけお預けされていたから?
キツいズボンがくい込んで刺激されていたから?
それとも、、恥ずかしい格好で恥ずかしい所を見られていたから?
ユキは少しづつ、あの日の起きた事、された事を思い出していた。
するとそれに比例するようにマンコから愛液が溢れてきた。そしていやらしい気持ちになった。
フー、、、
自然と息が熱くなる。
いつの間にかクリトリスを弄る指は、適当では無くクリが気持ち良くなるようないやらしい手つきになっていた。
(、、、なんか変な気持ちになってきた。)
ユキは頭がボーッとしてきた。心臓がバクンバクンいってるのが分かる。
そして、うつ伏せではあるが、触っていない乳首が硬くなるのが分かった。
(う、、、)
乳首を抓られたり弄らたりして硬くなった時の気持ちよさを思い出した時、それに合わせてクリを弄る指が早くなった。
はぁはぁ、、、
ユキは喘ぎ声こそ出ないが息が荒くなっていた。
(あ、、ヤバい、、、この前もこんな感じだったなあ、、、)
この前というのは、マンコに刺激が欲しくて懇願した時の事だ。
ユキは泣いて懇願した時の事を鮮明に思い出した。忘れたい思い出なのに、それを思い出すとマンコがどんどん濡れてきて、弄っているクリが敏感になるのが分かった。
「ん、、、」
思わず声が漏れた。空いている手で口元を抑えた。
映画館での事を思い出せば思い出す程に、指が激しくクリを弄る。それは自分の意思とは別に、クリが求めている事に合わせるかのようだった。
「あ、、、あっ!、、、」
気持ちよさが限界を溢れそうになった。
(ダメダメダメ、、、いっちゃう。ヤバい、、)
「ダメ、、、ダメダメ、、、これ以上は、、、」
思わず声に出して言ってしまった。
ダメだと思っても指が止まらない、それどころか早く激しくなっていく。
(あー、、、ダメもう、、無理!!)
「あ、イク、、イクイク、、、いっちゃう!!!!あ、あー!!イク!いくぅっ!!!」
ユキは大きくビクついて絶頂してしまった。
イクとどっと疲れるが、それ以上に更にエロい気持ちになった。
そのせいなのかは分からないが、ユキのクリトリスはまだ満足せず、指はそれを理解してるかのように止まらなかった。
「あっ、、ダメ!!あ、、あ、、」
ユキはそのまますぐにまたイッてしまった。
このままではマズいとユキの理性がなんとか働いて、ズボンから手を出した。
ユキはぐったりとして息を荒らげていた。
(ヤバい、、、悔しいけど気持ちよかった。。。)
ユキはしばらくしてから撮れた動画を相田に送った。
(オナニーしたのは無理やり命令されたから、、脅されたから、、、イカないと相田に弱みをバラされるからイッただけ。。)
ユキは言い訳を心の中でしながらまた横になった。
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