23日目(金曜日)
仕事終わり、ユキは指定された駅で相田を待っていた。
ユキは悔しかった。ここまで為す術なく相田の良いようにされている自分が許せなかった。
相田は19時ピッタリにきた。
相田に促され近くの公園に向かった。
「そういえばこの前、どうやって帰ったの?服ビリビリに破いたのに。」
相田は何気なく聞いた。
ユキは無言だった。
あの日は唯一無事だったズボンを履き、上はホテルの着物を羽織、ノーブラである事がバレないように腕を組んでコソコソと帰った。
ユキはあの屈辱を思うと怒りが込み上げた。
公園に着くと暗くて人が来なそうな所を相田は探した。
ユキはここでアオカンする気かと勘ぐった。相田のチンコを入れるとか咥えるのを想像すると本当に最悪な気分になった。
しかし、その想像を超える最悪な事を相田は言った。
「じゃあここで脱いで、これに着替えて。ブラとパンツは履かないでね。」
渡された服は生地が凄く薄く、生地越しに肌の色が透けるようなTシャツとズボンだった。
「は?」
ユキは本気で聞き返した。相田の頭が正常か疑った。
「はやく。着替えろ」
相田のいきなりの強めの口調に、ユキはビクッとした。内心で相田の事を見下していたが、この前力で適わなかった事と、叩かれた事が思い起こされた。
ユキは頭では認めたくないものの、心は相田に手荒な事をされる事が怖くなっていた。
ユキは辺りを見し、人が居ないことを確認しながら急いで着替えた。
着替え途中、裸になった時に空気が少し寒く感じた。
Tシャツもズボンも予想以上に小さく、ピッチまって肌にくい込んだ。
「うわー、、、エロいね。笑
乳首とマンコ透けて見えるよこれ。笑」
スマホのライトで照らしながら相田は楽しそうに言った。
ユキは無言で胸元と股間を手で隠した。
悔しいし、恥ずかしかった。
「じゃ行こうか?」
「え、、」
「ここは着替えるために寄り道しただけだよ。
目的地は、、、んー、2キロくらい先かなあ?」
ユキは絶句した。
まさかこんなハレンチで恥ずかしい格好で外を歩けと言うのか?
「絶対無理。お願い、やめて。」
ユキは冷たく言おうと思ったが、思いのほか焦っていて、懇願するように言った。
相田はさっきまで着ていたユキの普段着を袋に入れてユキに見せ、
「これ燃やしたら、家までその格好で帰る事になるね。」
とだけ言うと先に歩き出した。
「っ!、、、死ね」ボソッ
ユキは怒り歯を食いしばり、しかしゆう事を聞かない他ない状況のため、ユキは聞こえない程度に言った。
今のユキに出来る精一杯の抵抗だった。
わざとなのか、目的地がコッチの道なのか、相田が選んで歩いた道は繁華街だった。
ユキは顔を真っ赤にし変な汗をかきながら誰にも目線を向けず、ただただ足元を見ながら歩いた。
胸と股間に手を当てて、乳首とマンコが透けて見えてるのを隠しながら。
おしり側が透けて見えているだろうから、本当はおしりも隠したい。それが出来ず、それでも何とかしようとして変な歩き方になった。
視線は下なのに、行き違う人達がユキの身体を撫でる様に見るのが分かった。
ユキはこんな事をさせられている悔しさで頭が真っ白になりそうだった。
そして、ピッチまって食い込むスボンがドンドンくい込んでユキのクリを擦り変な刺激を与えた。
ユキはその刺激を無いかのように思い込もうと必死だった。
恥ずかしく、悔しいのに、身体の敏感な部分は刺激されればどうしても反応してしまう。
ユキは感じたくないのに、歩く度にクリが刺激され変なイヤらしい気持ちになってしまっていた。
それが悔しく何よりも恥ずかしかった。
(濡れないでお願い!!)
濡れないで欲しいと思えば思うほど意識してしまい、しばらくしてユキ自身でも分かるくらいに股は濡れ始めていた。
そして、そのせいで白いスボンは更に透過され、より肌が透けて見えた。
そんな恥辱に耐えて着いた先はアダルトショップだった。
「まさか入らないよね?ほんとに無理だからね?」
ユキは相田に念を押す様に言った。
「なに?人にお願いする時にタメ語なの??」
相田はユキに冷たく言った。
ユキは怒りをぐっと堪えた。
「相田さん、お願いします。ここは入らないでください。」
相田は笑った。そして、
「だめ、入るよ。」
と言ってユキの手を引っ張った。
引っ張られて局部を隠していた腕が剥がされる事に焦ったユキは、「わかったから引っ張らないで」といい、相田について行った。
時刻は20時だった。
アダルトショップの中は見た目とは違い、奥行があり、棚と棚の間が狭くごちゃごちゃしていた。
そして、思ったよりもお客さんがいた。
お客さんは皆ユキの姿を凝視していた。
ユキはその視線が耐えられず、相田に隠れてコソコソ歩こうとした。
お客さんは少しづつユキとの距離を縮めていった。すれ違うお客さんに、すれ違いざまにおしりを撫でられた。
急なおしりへの刺激だった事と、クリがズボンで擦れて変な気持ちになっていた事で、ユキは「きゃっ」と色っぽい声をだし、ビクッとしてしまった。
その反応と声にお客さん達の雰囲気が変わった気がした。
相田は奥の方のトイレを見つけそこに向かった。
お客さん達はそんな相田達の後を追うようにイソイソと移動した。
ユキはそれが不気味に感じた。
「ユキさん、僕トイレでうんこしてくるね。ちょっと時間かかるかもしれないから、このコーナーの隅でまってて。」
相田はワザとお客さんに聞こえるような大きめのゆっくりしててワザとらしく言った。
指定されたコーナーの隅は店員のいるレジの死角になっていた。
ユキが相田に声をかける間もなく、相田はトイレに入った。
ユキは睨むような顔でそのコーナーの角に行った。
やはりお客さん達はゾロゾロと無言でユキのところに集まってきた。
(手を出したらぶっ飛ばすぞ!!!)
そう言おうとお客さん達の方を睨んだが、声が出なかった。
お客さん達の目が、まるで獲物を見つけた肉食動物のような暗い目をしていた。ユキはそれに驚いて、怖くなった。
ユキの睨んでいた顔は、怖いものを見るような恐怖の顔になった。
それがお客さん達の性癖に刺さった。
「ちょ、やめ、、、」
ゆっくりと手を伸ばされ、複数の人に両腕を抑えられた。そのせいで透けた乳首があらわになってしまった。
そして足も開脚させられ、濡れて余計に透けていたマンコもあらわになった。
「だめ、、、やめて、」
ユキは精一杯に小さく呟いた。
全部を視姦され、いやらしくて湿度の高い目線に、ユキは恥ずかしくて顔が真っ赤になった。
(見られてる、、、、)
ユキは顔を背け、足元を見るが、しゃがんで見ていたお客さんと目があった。
「いや、、、」
ユキは顔も見られたくなかった。
とにかく全てが恥ずかしく、目をつぶった。
すると乳首を撫でられるのを感じた。
突然の乳首への刺激にエッチな声が漏れた。
「あっ、」
触られて気づいたが、ユキの乳首はいつもよりも硬く立っていた。
薄い布越しに撫でられた乳首は痺れるほどの快感をユキにもたらした。
「あ、、う、、、やめ、、ろ」
精一杯に声を出すが、小声になってしまうし、艶やかな声色になってしまった。
そして、広げられた股もマンスジを指でなぞられ始めた。
「あん!」
ユキはあまりの気持ちよさにハッキリと喘いでしまった。
しまった!と思い唇を噛み締めて必死に声を隠した。
それでも身体は震えてビクつき反応してしまった。
ユキは何故こんなに普段よりも敏感になっているのか全くわからなかった。
ネチョネチョと音が聞こえた。
なぞられたマンスジから糸が引いている感覚もある。
怖くて、嫌なのに、しかもキモブサイク共にやられているのに、愛液はドロドロと溢れ出し、身を捩って感じてしまう。
身体はこのまま感じていたい、もっと気持ちよくなりたい。そう言っているようだった。
そこに相田が戻ってきた。
辱めを受けるユキを助けるでも、客と一緒に触るでもなく、ただ何事も無いかのように、
「ふぅ、おまたせ。行こうか」
とだけ言った。
その言葉が合図だったかのように、お客さん達は手をはなし、散っていった?
ユキはまた胸元と股間を直ぐに隠し、相田について行った。
普段なら悔しくて怒りが込み上げ、気持ち悪さに反吐がでるが、あまりの痴態を晒している事に、恥ずかしいという感情しかなかった。
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