18日目(日曜日)
※17日の続きから
ユキはそのまま寝てしまった。あまりにも受け止め難い現実だったから脳が無意識に眠ることを選んだ。
目が覚めた時、まだホテルの部屋の中だった。
そして、ユキは全裸で椅子に縛られていた。今度は
「今朝の6時くらいだよ。」
声の方に顔を向けると、相田が部屋の大きなテレビをいじっていた。
「、、、。」
ユキは寝たおかげで少し冷静さを取り戻していた。そのおかげで怒りに身を任せて暴言は吐かずに居られた。
しかし、そのおかげで、相田に散々に痛めつけられ、痴態をさらし、許しをこうた事、、そして全裸で椅子に縛られている事に悔しさが込み上げてきた。
「コレで、、よし!っと。」
相田はテレビとスマホをケーブルを繋げていた。
「、、、何する気?」
ユキは冷たく無機質な声で聞いた。
「うん、、ユキさんが寝た後さ、、色々撮ったんだ。」
ユキは何を撮ったかは具体的には分からなかったが、何となく察した。
「おまえさ、、頭おかしいんじゃない?マジで。」
ユキは苛立ちと嫌悪感混じりにいった。
テレビの画面が相田の持つスマホの画像を映し出した。
映ったのはユキが裸でヘトヘトで寝転がっている姿だった。
「ユキさん、綺麗な身体してるねー。」
相田は呟いた。
ユキは怒りよりも恥ずかしさが込み上げ、顔が熱くなる気がした。
自分の裸を写真に撮られてその様を見せられるのがこんなにも恥ずかしいとは、、、。
日頃、上野や今までのターゲットに対して自分がしていた事だったが、されてみて初めて恥ずかしくて目を背けたくなる事を知った。
「おい!やめろ!!」
ユキの言葉も虚しく、相田は次の画像を見せた。
それはユキが半目涙を浮かべながらでヨダレを垂らし寝ている横顔だった。
ユキは自分のあまりにも醜い姿に、耳も顔も紅潮し、目を背けた。
「ユキさん、罰ゲーム覚えてるよね?命令だよ。よく見て。ユキさんの恥ずかしい所いっぱい撮ったから。ちゃんと見てね。」
ユキは怒りと恥ずかしさを我慢するため歯を食いしばった。
「はい、次行くよー?」
次の写真はユキの綺麗な乳房と乳首のアップだった。よく見ると白い液体が乳首と胸元に線をえがいて付着していた。
「!!、、、テメェ精子かけたのか?」
ユキはゾッとして胸元に目をやった。
「うん、かけたよ。てか、かけただけじゃないよ。」
次の写真には相田の指に付着した精子をユキの口に押し込んでいる画像だった。
それを見た瞬間、ユキは吐気がした。そしてオエッと声を出し、唾を床に吐いた。
「今更遅いよー。笑」
ユキは怒りに肩を震わせて相田を恨めしそうに睨んだ。
相田は気にする事無く次の写真を映した。
次の写真はユキの肛門のドアップだった。脱毛してあることもあり、綺麗な肛門はシワが1本1本数えられる程だった。
「やめろやめろ!!!」
ユキは初めて見る自分の肛門に恥ずかしさと悔しさとで叫んだ。
「ユキさんの肛門綺麗だねー。写真撮る時ヒクヒクしてたよ?」
「たまれ!喋んな!!ホントに無理だから!!」
相田の言葉を聞きたくない一心でユキは叫んだ。
そして次の画像が映し出された。
次の画像はユキのマンコを相田の指で開いている画像だった。ユキのマンコは綺麗な色をしていて小さなクリが突起していた。
ユキはショックの連続で頭がおかしくなりそうだった。それを物語るように鼓動は早くなり心做しか息も上がっていた。
「ユキちゃんパイパンだったんだねー。笑」
ユキは何も返す気になれず、ただ黙って時が過ぎるのを耐えた。
次の画像はマングリ返しの姿勢で顔とマンコと肛門が映っている写真だった。
ユキはセックスは体験済だが、こんな恥ずかしい格好はプライドがあってしたことも無いし、絶対にしたくなかった。
だから凄くショックを受けた。
「今日はここまで。他の画像も定期的に見せてあげるからね?」
そう言うと相田はケーブルを外し片付け始めた。
そして、AVを流し始めた。
「ユキさんは寝たから平気だと思うけどさ、僕は寝てないからもう眠いんだ。だから、少し寝るね。僕が寝てる間AVを観て過ごしててね。」
そう言うと相田はベッドに横になった。
ユキはチャンスと思い、拘束を外せないかともがいたが、全く外せる感じはせず早々に諦めた。
相田が再生したAVは手の込んだドラマ仕立てのもので、内容はドS女王様が罠にハマってマゾ雌肉便器に変えられてしまうと言うマニアックなものだった。
まさに、同じ状況にいる事に、ユキが気づいた。
(まさか、、ワザとこれを私に見せるって事は、、私もこのAVと同じ様にするって暗に言ってんのか?)
それを思うとAVに出てくる女王様が自分と重なり観るに耐えなかった。
だから、また眠ろうと目をつぶり必死になった。
しかし、内容が聞こえてきてしまい眠りに付けず、頭の中に映像が浮かんできてしまう。。。
AVの後半で、女王様は複数の男にローションまみれにされ、玩具で全身を責められ、何度も絶頂していた。
ユキはそれに嫌悪感を抱きこそすれど、興奮は全くしなかった。
もしも相田がコレと同じ事をしようとしているのなら、、、、
(私は絶対イカないし、服従なんかしない。)
ユキは心に誓った。
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上野とサオリは金曜日の夜から土曜日、日曜日の朝までと、ひたすら身体を求め合い、何度も絶頂していた。
サオリは上野と一緒に選んで買った太くて大きいソリのあるペニスバンドで何度も上野のマンコを突いた。
上野はあまりの気持ちよさに際限なくイキ狂った。
上野は気づけばおしりだけでも、乳首だけでも、耳だけでもイける程の超敏感体質になっていた。
サオリも上野の舌による奉仕的な責めで何度もイッた。普段はサオリが責めて上野が受けだ。そして、サオリは上野を調教しまくっていた。
それでも、上野のいやらしく上手な舌遣いに時折立場が逆転してしまい、サオリもまたドMな体質に変化して来ていた。
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ユキの高校の時の友達であるミドリは何度かユキに電話をしたが繋がらず、不思議に思っていた。
なぜなら、普段ユキは電話に出ない事は多い。それでも数時間でLINE、もしくは折り返しの電話が来ていた。
だが、今回はそれがなかった。
ミドリは少しだけ嫌な予感がしていたが、ユキの今まてまの行いを知っていた為、妙に納得していた。
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