「どんな男と付き合ってるのかと思えばこんな男かよw」
いきなり煽りの言葉を投げつけられ、腹が立ちました。
「僕の彼女に手を出さないでよ」
「は、それならどっちが美緒にふさわしいか勝負するか?」
篠島は相変わらず僕に対して喧嘩腰で、ガンをつけてきます。
雰囲気的には気が強そうですが、篠島も細身な体つきをしており、身長差もなく体格的には同じ感じなので、喧嘩になっても負けないかもしれないという気持ちが湧いてきました。
美緒は僕達の様子を見て、少し怯えている様子でした。
本来なら闘わないというのが正解なのでしょうが、彼女の目の前でここまで煽られては僕のプライドが許しませんでした。
「わかった。その代わり負けたら二度と美緒には近づかいないでよ」
「お前もなw」
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