ある日、大志が優奈を訪ねてきた。
そして母のことで大事な話があるという大志を、しぶしぶ部屋に通していた。
あいにく家族は留守にしていた。
「母さんの話って、なんなの?」
「そんなに急かすなよ、、久しぶりだろう?」
久しぶりにあった大志は以前よりも男臭さが増し、ふてぶてしさを感じさせていた。
「いいから早く話して、、、」
「しょうがないなあ、、、今、理奈さん何をしていると思う?」
「大志、あなた何を知っているの?」
「理奈さん、今、童貞とセックスしてるんだぜ、、、」
「何、何を言うの、、、変な事言わないで、、、」
「俺が紹介したんだよ、理奈さんが経験のないかわいい男の子とエッチがしたいって、、、」
「うそ、、、そんな事、うそ、、、」
「本当さ、なんなら証拠を聴かせてもいい、、、」
「聞かせるって、何を、、、」
まあ待っていろと言って、大志はスマホを取り出し、電話をした。
つながると大志はスピーカーに切り替えた。
「アアッ、ど、どうしたの、、大志、、、ああ、、あん、、、」
間違いなく母の声だった。
いや、女の声だった。
「いや、理奈さんの声が聞きたくなって、、、」
「フフッ、焼いているの?ああ、この子、かわいいわ、、、それにすごいの、、、もう五回目よ、、ずっと硬いまま、、、あーん、一輝君、すてきよ、、、ああっ、もっとォ、、、」
メスの声だった。
浅ましい声だと思った。
人妻のくせに、お父さんがいるのに、若い男をしかも童貞の男の子とセックスしたいだなんて。
母へのどうしょうもない怒りを覚えていた。
「ああ、ダメよ、一輝君、まだ、イッちゃダメ、、あ、あ、ガマンよ、ガマンして、、、」
「ううっ、理奈さん、オレ、、オレもう、、、うっ、、、」
「まだダメぇ!もう少し、もう少しなの!まだダメよ、ガマンして、わたしもイクからガマンして!」
「理奈さん!でる!」
「ダメぇ!まだダメぇ!」
男の子相手に呆れるような貪欲さだった。
いつの間にか頭の中に、男の子に跨がり激しく腰を使う母の姿が浮かんでいた。
いやらしい女だと思っているうちに、母の顔が自分の顔と入れ代わっていた。
イヤ、わたし何を考えているの?
ふと、スマホの声がやんでいた。
優奈が振り向くと、大志が抱きついてきた。
ベッドに押し倒される。
「イヤぁー!大志、やめてぇ!」
優奈は大声で叫んだ。
つづく
※元投稿はこちら >>