二人は楽しい時間を過ごしていた。
あいにくの雨模様の天候だったが、そのぶん人影もまばらで、二人はまわりを気にせずに、昔話をし声をあげて笑うことが出来た。
航平はそんな優奈の大人びた美しさに、惹かれていく自分を感じていた。
航平は家庭教師先の人妻と関係を持っていた。
裕福な家庭の専業主婦で、落ち着いた雰囲気の切れ長の目をした、目の覚めるような美人だった。
肌が抜けるよう白く、15才の一人娘を愛している、貞淑でもの静かな人妻に見えた。
ある日の午後、二人きりになったとき、人妻は豹変した。
その美貌と細めの体に似合わないみっしりと実った乳房を餌に航平を誘惑した。
女の経験がなかった航平はいとも簡単に人妻の手管に陥落し、童貞を奪われていた。
航平は初めての女体にのめり込んだ。
なんと言っても、相手は人目をひくほど美しい人妻なのだ。
一方、相手の人妻葉子は、それ以上に航平にのめり込んでいた。
もともと葉子好みの外見に、思慮深く優しい気質で若者にありがちな、我が物顔に振る舞うことも一切ない性格を好ましく思った。
そして何よりも、20cmちかい巨根と若さ溢れる無尽蔵な体力に、貞淑な人妻もその熟れた体を骨抜きにされていた。
上品な人妻とは思えない、淫らな言葉を口走り、その着痩せする豊満な乳房を揺らしながら、「航平、愛してる!航平ともう離れられない!」と叫び、激しく何度も絶頂した。
人妻は若い航平の体に夢中になり、禁断の情事を繰り返していた。
葉子は不倫の沼にどっぷりとつかってしまっていった。
航平は新たに彼女を作り、葉子から離れようと何度も試みた。
でもいざ付き合ってみると、すぐに物足りなさを感じてしまい別れてしまう。
葉子の妖しい女の魅力の前に、他の女性が霞んで見えてしまうのだ。
そんなとき優奈に出会った。
より美しく成長していた優奈に、航平の心が傾き始めていた。
つづく
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