その日の夜、道夫は一人自室にいた。
昼間の甘く、激しかった情事の余韻に浸る。
優奈は道夫に何度も与えられた絶頂に疲れを感じ、すでに眠りについていた。
ふとモニターに理奈が映っているのが目に入った。
理奈は幸弥との密会を復活させ、再びどっぷりと不倫の沼につかっていた。
理奈はベッドの上で下着姿になり、悩ましげな声をあげている。
乳房をまさぐり、指を女唇に這わせ、オナニーに耽っていた。
そして夫以外の男を想像しながらの淫靡な自慰は佳境に入ろうとしていた。
「大志君、来てえ!」
妻の声に道夫は自分の耳を疑った。
幸弥の名ではなかった。
その後も理奈は大志君、大志君と何度も呼びながら激しいオナニーを続けている。
道夫は訳が分からず、いったい何があったんだと思いながら、録画された映像を再生していた。
今日の昼間、理奈は若い男とリビングで話し込んでいた。
男には見覚えがあった。
確か優奈の同級生でBFの男の子だった。
まだ幼さを残した顔をしていたが顔立ちは整っておりイケメンだった。
体格は大人びており、逞しい体つきをしていた。
今日の理奈は薄着でブラジャーが薄らと透けるシャツを着ており、そのうえ胸の谷間がはっきりと見えていた。
そして短いスカートに素足という出で立ちだった。
道夫はいくら相手が高校1年生とはいえ、男の前で警戒心の無い服装に不安を覚えていた。
話は優奈のことだった。
優奈がもう二人では会わないと言ってきたと、理奈に相談しに来たようだ。
果たして、そのような恋愛事を相手の母親に相談するものなのだろうか?
時間がたつにつれ男の視線が理奈の胸元に注がれるようになっていた。
当然、理奈も気づいているはずだ。
ところが理奈は隠すどころか、ウーンと伸びをして逆に見せつけるような仕草をしたり、腕を組んで胸の谷間を強調するポーズを取っているように見える。
まるで高校生を挑発しているかのように見えてしまう。
そして案の定、男が理奈に抱きついていった。
理奈は押さえ込もうとする男の体を振り払い、寝室に逃げ込んで鍵をしようとしたが、追いつかれ押し入られてしまっていた。
男は理奈をベッドに押し倒した。
服を引き千切り、理奈を裸にした。
「イヤー、やめてー」理奈は叫んだ。
男は構わず「スゲェ!」と言いながら豊満な胸にむしゃぶりついた。
「あんな格好をしていた、理奈さんが悪いんだ!」
「ち、ちがう、そんなつもりじゃ、アアッ、やめて、お願い、もうやめてぇ!」
男は理奈の乳首を舐めながら、乱暴に指を女唇に差し向けた。
「あっ、理奈さん、凄く濡れてる、、、」
驚いた男は、濡れた指先を理奈に見せつけていた。
つづく
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