優奈は今日はお母さんに会いたくないと言って、友人の家に泊まり明日はそのまま学校へ行くと家を出た。
理奈は7時過ぎに帰ってきた。
優奈は友人のところに泊まること伝える。
理奈は疲れた表情をしていたが、男に抱かれた後の肌の艶やかさが、メスの香りを漂わせていた。
幸弥の報告で旅館を出て食事をした後、まだ帰りたくないと言って、理奈が幸弥にもっとしたいというリクエストでラブホに入ったと告げられた。
いったい昨日から何回したんだと聞くと、わからないが10回以上はしたと答えた。
道夫は言葉を失った。
不思議に嫉妬心はわかなかった。
ただ今まで感じたことの無い怒りが胸の奥でふつふつとたぎり始めていた。
なんと理奈はその夜道夫を求めてきた。
妊娠へのアリバイ作りなのか?それとも別の男に続けて抱かれる背徳感に取り付かれてしまったのか?
おそらく前者のためなのだろう。
理奈は若い男に散々貪られ、ぬめるように輝く肌を道夫にさらしていた。
豊満な乳房をユサユサさせながら、他の男に大量に種汁を注ぎ込まれた膣壺に、道夫の愛撫を求め声をあげた。
「ああ、舐めて、道夫、いっぱい舐めて!」
そこは昨日からの淫行で赤く腫れていた。
理奈は恋しい男が何度も生チンポで貫いた場所を、夫に舐めさせるという行為に背徳感を覚えているのだろうか?
道夫の胸に再び怒りがたぎり始めていた。
理奈は激しく濡れていた。
幸弥を思い濡れているのだ。
道夫の口から思わず声が出ていた。
自分でも驚くほどの醒めた声だった。
「理奈、赤くなって、腫れているよ、、」
「えっ、、」
「他の男としてきたのか?」
理奈の顔が一気に青ざめた。
「ち、ちがうよ、、、そんなことしてない、、、」
「俺のオマ○コ、他のやつに使わせたのか?」
自己嫌悪に陥りながら、わざと下品な言葉を使う。
「そんなことしてない、信じて、きっと生理が近いから、、、」
「そうか、そうだな、信じるよ、、でも赤く腫れて可哀想だから、今夜はよそう。」
そう言って寝室を出ると自室に入った。
カメラで寝室の理奈を見た。
理奈は泣いていた。
それは道夫に対する贖罪の涙なのか、それとも幸弥を思っての涙なのか?
道夫は再び激しい自己嫌悪に陥っていた。
俺に理奈を責める権利はない、そんなものは何一つない。
俺は思った。
もしいま、理奈が幸弥に助けを求めたら、自由にしてあげようと。
理奈は連絡しなかった。
スマホに一度も触れずに涙を流していた。
つづく
※元投稿はこちら >>