妻はどこまで本気のだろうか?
さっきの言葉は不倫セックスをより昂ぶらせるためのスパイスに過ぎないのだろうか。
実を言うと幸弥の方は本気ではない。
以前に本心は確かめてある。
確かに理奈のことは好きだしセックスも最高だが、それ以上のものは、、、と応えた。
幸弥の性格からしてウソはないと思う。
さっきのことにしても、道夫へのサービスのつもりなのだろう。
少しやり過ぎのきらいはあるが。
幸弥はこうも言っていた。
理奈を本当に包んであげられるのは道夫だけだと。
自分には無理だと。
そう分かっていても自分より、幸弥と理奈が激しく惹かれ合っているのは確かだ。
幸弥の気持ちだって、いつ変わるかわからないのだ。
俺にしたってそうだ。
昨夜のことで理奈に対する執着心が薄れているのを感じる。
娘ではなく女として優奈をたまらなく愛おしく思っている自分に呆れてしまう。
でもその気持ちを抑え込むことはもう無理だった。
道夫は下へ降りていった。
優奈がちょうど朝食の準備を終えたところだった。
二人が顔を会わせたとき、優奈は少しだけ顔を赤らめていた。
道夫はすごく美味しいと素直に口にすると、理奈は嬉しそうに微笑んでいた。
きのうまでの優奈が、たった一晩で格段に大人ぽくなったその仕草に、道夫はたまらなく色気を感じていた。
昨夜の道夫との行為が優奈を変えたのだ。
優奈は洗い物を始めた。
「お父さん、今日は出かけないの?」
「ああ、ずっと家にいるよ。」
「じゃあ、わたしも部活休んで、家にいるね、、、」
優奈は頬を染めていた。
優奈は道夫を求めているのだ。
道夫は娘の後ろに立った。
白いタンクトップに大きな胸が突き出し、黒のブラのラインとストラップが丸見えだった。
プリンとしたヒップがまんまるに持ち上がり、張り付くような短いパンツには、黒のティーバッグのショーツが薄らと浮き出していた。
優奈は明らかに道夫に見せつけ、誘惑していた。
道夫は後ろから優奈の肩をつかんだ。
「優奈、、、」
優奈は肩をピクリと震わせた。
道夫は優しく優奈の胸をまさぐっていた。
「あーん、お父さん、まだダメェ、、、」
そう言いながらも優奈は振り向くと、道夫の唇を求めていた。
男なら誰でも目を奪われるたっぷりとした胸を揉みながら、優奈の舌を貪った。
「ああ、お父さん、、、今日はひとつになりたい、、、ああん、優奈をお父さんのものにして、、、」
娘がこんなにも自分を求めている。
道夫の中でなにかが弾けた。
道夫は優奈を横抱きにして、寝室へと向かった。
道夫はもう躊躇しなかった。
オスになって、16の娘がけだものの声をあげながら、何度も絶頂するまで抱き続けた。
優奈は最後に、わたしはもうお父さんの女、道夫だけの女と囁きながら、何度もイクと叫び声をあげ絶頂した。
いつの間にか外は夕暮れになっていた。
つづく
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