道夫は幸弥に情事の場所を自宅と指定した。娘の優奈は朝から部活で帰りは遅いはずだ。道夫は家の何処ででも、何度でも抱いて構わないと伝えた。
道夫は休日にもかかわらず、会社にいかなければならない、帰りは遅くなると言って家を出た。
玄関先まで見送りに来た理奈は薄らと頬を染めており、好意を抱く若者との密会に胸をときめかせているようだった。
その姿を見て、後で録画したものを見る積もりでいたが、我慢出来なくなり、自宅へ引き返していた。
気付かれないように細心の注意を払い、裏口から自室に入った。
幸いなことに理奈はシャワーを浴びているようだった。
自室は会社の大事な資料があるため、つねに施錠されており、気付かれる心配はない。
道夫はパソコンの画面を立ち上げた。
理奈は火照った体にシャワーを浴びていた。
以前より脂ののった理奈の体は存分に水を弾き返し、その若さを十分に保っている。
Gカップの前に突き出した乳房は素晴らしく張りがあり、大きさを増したヒップはプリプリで丸みがあり、垂れることなくしっかりと持ち上がっている。
女の盛りを咲き誇る体を、手のひらで優しくあやし続ける。
会うだけ、話をするだけと、自分に言い訳しながら、きっと男に求められる見事な裸体を丹念に磨きあげる。
理奈はシャワーを浴びると、リビングのソファーに身を委ねていた。
まるでデートの誘いを待ちわびる少女のようにスマホから手を離さない。
道夫はそんな理奈の仕草に、胸をチクチク刺すような嫉妬を感じてしまう。
スマホがなった。待ちわびていた理奈はすかさず出ていた。
「おはよう、幸弥君、、、うん、ずっと待ってた、、、」
「うん、わたしもだよ、、、ドキドキしてよく眠れなかった、、、」
そ、そうだっのか、、、まるで二人は幼い恋人同士のように、ときめきながら会話を交わしていた。道夫は再び激しい嫉妬心にとらわれていた。
「わたしも会いたい、、、幸弥君にすごく会いたい、、、」
「えっ、すぐそばに来てるの?、、、えっ、でも、、、」
理奈は迷っているようだった。
「いいよ、うちに来て、、、大丈夫だよ、、、その代わり20分後に来て欲しいの、ごめんね、、、」
どうやら理奈は、外で二人でいるのを誰か知人に見られるよりは、自宅のほうが安全だと考えたようだ。それに今日なら二人切りで会うことが出来る。
「、、、幸弥君、、、約束、、覚えてる?、、、ううん、それならいいの、、、ごめんね、、、」
なぜ謝る必要があるのだろうか?
理奈はわかっている。
幸弥が何を欲しがているのか。
そして結局は、それを自分が幸弥に与えることも。
「じゃあ、20分後、待ってるね、、、ああ、わたしも、、、幸弥君の顔、はやく見たい、、、」
理奈は電話を切ると寝室へ行き、下着を変えた。
上下黒のセクシーなタイプなものを選んだ。
体のラインがはっきり出るように、わざときつめのサイズにしていた。
これだと、より胸の谷間が強調されるし、ヒップもパンティーラインがくっきりと分かるはずだ。
そしてその上には、体のラインがくっきりと出る、ワインレッドのロングのニットワンピースを着た。
AVでいう着衣巨乳に出ているタイプのものだ。
男が見たら誰でもたまらなくなるようなセクシーなものだ。
理奈は敢えて幸弥の前にこの格好で出るつもりになっていた。
夫にたっぷりと耕され、熟し切った理奈の体は、オナニーによる一時的な絶頂では完全に発散されることは無かった。
残された欲求が地中のマグマのように蓄積され、その出口を求めて脈動し始めていた。
つづく
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