昼間の出来事を聞いた道夫は、もう後戻りは出来ないと思った。
それにしても、会社でもおかたいと言われている妻が、そんな行動を起こすとは。
以前から、そんなにも幸弥に対して、好意を抱いていたのだろうか?
その幸弥もこの出来事で、男の欲望をむき出しにして次の行動を道夫に求めてきた。
愛する妻が、他の男を求めている。
道夫の歪んだ願望が満たされるときが、目の前に近づいていた。
その日の夜、ベッドの上で自慰に耽る理奈を画面はとらえていた。
このところ毎日のように目にする光景だが、この日の理奈は特に激しかった。
昼間の出来事がそうさせているのは明らかだった。
スマホを見つめ、幸弥の名をつぶやきながら、激しく指を動かしていた。
この日も自室で遅くまで仕事の夫に安心しきってオナニーに没頭しているようだ。
絶頂が近づく中、理奈のスマホが鳴り始めた。
理奈は驚いた顔をして通話を始めた。
「ど、どうしたの幸弥君?、、、」
「、、、えっ、、、そうなんだ、、わたしもちょっと、、幸弥君の声、、聞きたかった、、、」
「ううん、いいの、今日のことは忘れましょう、今日だけの秘密、、、」
「そ、そんな、、、そんなのダメだよ、、、」
「、、、そ、そんなにわたしの胸、、、好きなの?、、、」
「すごく嬉しいけど、ダメだよ、、わたし、ずっと年上なんだよ、、、結婚しているし、、」
「違うよ、嫌いだったら、あんなことしないよ、、、」
「ううん、幸弥君の気持ち、すごく嬉しいよ、、、」
「ああ、そんなこと、言わないで、、、」
「、、、わたしだって、、幸弥君のこと、、好きだよ、、、」
理奈が遂に認めた。道夫はなぜか、激しく興奮していた。
「わたしだって、二人で会いたいよ、、でも、ダメ、わたしは夫がいるの、、、」
「そ、そんなこと、、、」
「ああ、わたしだって、、、すごく会いたい、、、」
「、、、本当に?絶対、秘密にしてくれる?」
「明日?、、いいよ、、でも、会うだけだよ、会って話するだけ、、、それに絶対内緒だよ、会社で言ったりしたら絶対だめだからね、、、」
話するだけなのに、なぜ絶対内緒なのか?
理奈は俺以外の男に体をひらく気持ちになっているのだ。俺は激しく勃起していた。
二人は明日の朝、連絡する約束して電話を切った。
理奈は再びベッドに横になって、豊乳をまさぐり始めた。スマホで幸弥の勃起した男根を見つめながら、舌先で唇を舐め回していた。
まるで明日のフェラを想像するように。
幸弥の名を何度も呼びながら、浮気オナニーで激しく絶頂する理奈を見ながら、道夫は思いっ切り射精していた。
つづく
※元投稿はこちら >>