理奈は道夫の優しさに落ち着きを取り戻しはじめていた。
優しく撫で続ける道夫の手がとても安心させてくれる。そしてきっとこの道夫がすべて解決してくれる。
それにとても気持ちがいい。
その気持ちの良さに身を委ねていると、理奈はいつしか道夫の指が、ブラのラインやホックに集中して撫でていることに気付いていた。
えっ、、ひょっとして、、おとうさん、、わたしの胸に興味があるの?
同級生の女の子達も羨ましがるバストは秘かな自慢だった。
大きさも形にも自信がある。
おとうさん、わたしを女として見てくれているの?
理奈はチラッと道夫を見上げる。
道夫は理奈の視線には気づかず、ギラギラした目をしてブラの肩ひもからホックまでをなぞりつづけている。
でも嫌な気持ちは全くしない。むしろ喜びを感じてしまう。
「ああ、おとうさん、、、」
道夫はビクリとして手を離す。
今度は涙ではない潤んだ瞳で理奈は道夫を見つめていた。
つづく
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