ねっとりとしたフェラチオをたっぷりと味わい、着衣のままた立ちバックで一気に貫く。
激しく優香を責め立てながら、理奈とつぶやく。
何度も登りつめた優香を裸に剥き、ベッドの上でまた、バックから突き立てていた。
優香は犯されてる、凄くいい、もっと犯されたいと叫びながら、獣のような声をあげて絶頂していた。
道夫も思いっ切り吠えながら、ぶちまけていた。
今日の道夫さん、すごかった、そう言いながら、優香は甘えるように道夫の胸に頬を寄せた。
そして、娘の理奈の話を始めていた。
ひと月後に結婚することになった。少し早いと思うが、妊娠しているから仕方がない。
娘のことだから、わたしにはよく分かるのだけれど、何か理奈は心から喜んでいないような気がする。
まあ、マリッジブルーなのかも知れないけれど、でもここだけの話、わたし、相手の男が気にくわないんだよね、と優香が言う。
確かに背も高く、イケメンで、人当たりもいいけれど、なんとなくね、、女の勘て言うやつ。
優香はそう言うと、道夫の男に手を伸ばしてきた。
「ああ、やっぱり道夫さんてすごい、、、今日はいっぱいしたい、、だって、ずっと道夫さんとしたかったから、ねえ、お願い、、、」
道夫は優香の上になった。
優香は道夫に下からしがみつき、道夫さん来てえ!道夫さんのデカいの欲しい、いっぱいして!と叫んでいた。
道夫は優香を貫いた。
はしたない淫らな言葉をはきながら、優香は何度も達していた。
へとへとになった優香はうつ伏せになり、プリプリの尻をさらしながら浅い眠りに落ちていた。
一時の激情から冷めきった道夫は、俺は結局、自分のことしか考えることの出来ない、くだらない男なんだ、、、気分が晴れるどころか、逆にどんどん落ち込んでしまう。
俺は最低だ、そう思った。
その三日後、三田村が死んだ。
ホテルで人妻にナイフで刺されて死んだ。
三田村と結婚するため、夫と別れようとしていた女が三田村の裏切りに逆上し犯行におよんだのだ。
理奈は途方にくれた。
だが不思議に悲しみは感じなかった。
また、相手の女を恨む気もまったく起きない。
あの男はその女を裏切っていたが、わたしのことも裏切っていたのだ。
女はお前だけだと言って、好きなだけわたしを抱いた。
感じてしまうわたしを見て、この女はもう俺のものだと思い込み、何度も何度も勝手に中で射精した。
死んだ者を悪くは言いたくないが、女をセックスの道具としか見ていない男だった。
子供が出来たとわかったときは喜んでいたが、大方一人娘のわたしの財産のことでも考えていたのだろう。
生まれくる子供のために、好きになろうと努力したこともあったが、最後まで心から好きになることが出来なかった。
そんな男がむくいを受けた。
そしてわたしもむくいをうける。
心から愛した男を何度も裏切り、傷つけたに違いないから。
理奈はお腹の子を優しく撫でた。
枕元にいつも置いてある道夫に買ってもらった下着を見ているうちに初めて涙がこぼれた。
わたしはこの子と二人だけで生きて行く、そう決心していた。
道夫は理奈に会いたい気持ちでいっぱいだった。
でも自分に何が出来る?
それどころかこんな俺に、理奈は会ってくれさえもしないかもしれない。
自分が惨めだった。ひたすら落ち込んで行くだけだった。
そんなときマリンからどうしても話したいことがあると言われ会うことにした。
マリンは絶対、道夫には内緒にしてくれと理奈に言われいた事を話したいと言った。
昨日、久しぶりに会ったやつれた理奈を見て、このままじゃ、理奈が死んでしまうとマリンは言った。
マリンはすべて話をしてくれた。
理奈は違うと言ってくれたが、全部わたしのせいなの、そう言ってマリンは激しく泣いた。
道夫は話してくれて、ありがとうと言って、泣きじゃくるマリンを優しく抱きしめていた。
マリンと別れた後、道夫は優香に連絡し、理奈のことを尋ねた。
何も話さないし、化粧もまったくせず、部屋からほとんど出てこない。
子供のために病院だけは通っているようだが、みるみるやつれていく理奈が不憫でしょうが無い。
そこまで言って優香はふと気づいていた。
「ねえ、道夫さん、もしかして理奈のこと、、、」
道夫は腹を決め、優香に理奈とのことをすべて話し始めた。
つづく
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