~悶~
また隣の部屋から女性の声が聞こえ始めました。
私は壁に耳をつけ、目を閉じると…
微かに聞こえる男性が漏らす声。
私は自分のアソコが濡れるのを感じました。
女性の声に混ざって「あぁぁ…」と聞こえる男性の声。
私は男性に入れられているところを想像しながら、ディルドを激しく出し入れしました。
大きくなる女性の声に混ざって「あぁぁイクよ…」と男性の声が聞こえ…
男性の性器からほとばしる精液を想像して、私も同時に果てました。
それが私の密かな楽しみになっていました。
ある週末、友人と飲んで夜中に帰宅。
アパートのエレベーターを待っていると「こんばんは」と隣の部屋の男性が駐車場から歩いてきました。
「こんばんは」と挨拶を交わす。
私は思わず「今日はお一人なんですか?」と酔った勢いで男性に聞いてしまいました。
男性は不思議そうな表情を浮かべながら「はい…一人ですよ?」と。
扉が開きエレベーターに乗ると「あ…」と言い、笑いながら「もしかして色々聞こえちゃってます?」と照れ臭そうに言いました。
「はい…色々と…」と私も笑うと「お恥ずかしい…」と。
「私、飲み足りなくてお酒買ってきたんですけど、よかったら私の部屋で一緒に飲みませんか?」と、お酒で滑らかになった私の口が男性を誘いました。
男性は驚いた表情を浮かべながら「こんな綺麗な方にお誘い頂けるなんて…」と笑い「それなら私の部屋に来ませんか?」と。
その言葉に私はドキドキしてしまいました。
「私、喫煙者なので…ウチの方がいいかな…」と言う男性。
「私はどちらでもいいですよ?」と、男性の部屋の前に立ちました。
男性がドアを開け二人で中に入る。
短い廊下を抜けリビングのドアを開けると、座面の広い大きなソファーが目に飛び込んできました。
このソファーで…
私の勝手な妄想は膨らみました。
「どうぞ掛けてください」と言われそのソファーに座り、コンビニの袋からお酒を出し、テーブルに並べていると「これから飲み始めます…みたいな量ですね?」と笑う男性。
男性は冷蔵庫からビールを取り出すと私の隣に少し間隔を空けて座りました。
ビールを手に持ち「ひさしです」と。
私もビールを手に持ち「ひとみです」と言い二人で乾杯しました。
余計な物が置かれていないシンプルな部屋を眺め「単身赴任とかですか?」と聞くと「違いますよ?」と笑い「半年前に離婚して今は独身です」と言いました。
「あーそれで自由なんですね?」と頷く私を見て「…そんなに聞こえてるんですか?」と照れ臭そうに言うひさしさん。
「聞こえてる…っていうか聞いてます」と滑らかな私の口。
笑うひさしさんに「彼女いっぱいいるんですね?」と言うと「え!?」と驚き「そんな事まで分かるんですか!?」と不思議そうな顔をしました。
「じゃぁ、丸聞こえなんですね?」と恥ずかしそうに笑い「彼女じゃないんですけどね…」と。
「じゃぁ、セフレさんですか?」と突っ込むと「まぁそんな感じですかね」と笑いました。
「一人だと悶々とする時あるじゃないですか?」と笑みを浮かべ「それで昔からのセフレ達にお願いしているんですよ」とビールをテーブルに置きました。
「私はその声で悶々として一人でしてます」とお酒が私を喋らせました。
「え!?そうなんですか!?」と驚き「ごめんなさい」と笑うひさしさん。
「じゃぁ今日は悶々としていない日なんですね?」と私が聞くと「今日は仕事で遅くなったので…」と。
お酒のせいで歯止めが利かなくなっていた私は…
「いつもひさしさんに抱かれている妄想をしながら一人でしてましたよ」と言い、ひさしさんに近寄りました。
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