俺が夜勤明けの朝…眠い目を擦りながらアパートの前まで帰って来ると「…えっ…!?」玄関には…「…利絵っ…!」扉の前で疼くまる姿が…俺に気付くと「…とっ…聡哉っ…!」…重たそうに「…ググゥ~ッ…!」扉つたいに立ち上がり…「…ギュゥ~ッ…!」抱き着かれ「…利絵っ…!」「…もっ…もぉ~っ…帰って来ないかと思ったっ…!」
俺は利絵の冷えた上着を擦りながら…「…こんなに冷えてっ…ずっとっ…ここで待ってたのかっ…!?」「…うあぁ~っ…!」「…ボロッ…ボロッ…!」涙を流しながら…「…うっ…うんっ…昨日の夜からっ…ずっとっ…!」「…グスッ…グスッ…!」「…家はっ…どうしたっ…またっ…入れなかったのかっ…!?」「…とっ…聡哉にっ…会いたかったのっ…!」
俺は部屋に上がるなりエアコンのスイッチを入れ…互いにベットの布団の上に腰を下ろし…左腕で利絵の背中を擦りながら…「…どうだっ…落ち着いたかっ…!?」
「…コテッ…!」と俺の左肩に頭を委ねながら…「…私ねっ…ずっとっ…不安でっ…!」「………」「…いつも開いてる扉が閉まっていて…私ってっ…邪魔者なのかなってっ…パニックになっちゃってっ……嘘だっ…嘘だってっ…!」
利絵の肩を更に強く引き寄せながら…「…ごめんなっ…夜勤だった事を伝えていなかったのはっ…俺が悪いっ…!」
「…私ねっ…いままでっ…聡哉とっ…一緒に居るとねっ…心が温かくなってっ…心地よくてっ…でもっ…ドキドキしてっ…それはっ…聡哉を男の人としてっ…好きでっ…だからっ…!」「…利絵っ…!」「…聡哉っ…ずっとっ…一緒にっ…だからっ…!」「…俺もっ…!」「…嬉しいっ…!」
※元投稿はこちら >>