夕方前に妹JKからラインが、バイトをお休みしたのにお父さんは帰って行ったと。
そうなんだ...
と返してはみたものの何とも思わなかった、自分からしたら帰ってもらった方が良かったから。
それでねと、ママが夕食を一緒にどう?
って言ってるけど。
なんだなんだ、ちょっと怖いぞ。
お隣の家で一番怖いのはお父さんやお姉さんでもなく、ママさんだと思っている。
断る理由も無いけど、なんだかちょっと怖い。
それでも今は自分達の味方でいてくれているから、行くよ、何時ぐらいに?と返信をした。
妹JKから夕方の支度が出来たら連絡するねと、少し前のお姉さんと今日のお父さんと、関係がぐちゃぐちゃでママさんの真意もはかりかねる。
夕方に妹JKから来てもいいよとラインが、手土産代わりにビールのパックを持って行く。
あっママさんはお酒飲んだったかな?
そう思いながらも他に無いからいいか、お隣に行くと妹JKが玄関まで来てくれて一緒にリビングに。
テーブルにはお寿司が取ってありママさんにビールを渡し妹JKの隣に座る。
隣に座ると妹JKがテーブルの下で手を繋いでくる、ここでも甘えん坊さんだ、ママさんがビールを出してくれたのでビールと一緒にお寿司をご馳走になる。
座ったらママさんが、いつもお邪魔してすみませんねと。
いえいえ大丈夫です、楽しくさせてもらっていますからと。
どう答えたら良いのかわからずに愛想笑いでごまかす。
ママさんは自分を見て、そんなに一緒にいるなら一緒に住めば良いのにねと。
返答に困っていると妹JKが、ママっ!何言ってるの、もーう!と。
その後は、今日お父さんが来た事も無かったかのように普通に、前に来た時と同じようにママさん一人で喋りだす。
とめどもない話を、自分には全く興味のない話を、適当に相づちをうち聞いている。
お寿司を食べ終わりビールのお代わりを貰うとママさんが不意に、そう言えばねと話し始めた。
なんだろう?
とちょっと構えると、そう言えば上のお姉ちゃんがね赤ちゃんが出来たみたいだって聞いたから喜んでいたらね、何か勘違いだったみたいでって。
はぁ心臓が止まるかと思った...
それを聞いていた妹JKが、ママ言ったらダメだって言ったでしょ!と、少し怒りぎみ。
お姉さんからは内緒にしてと言われていたけど、どうやらママさんには言っちゃっていたらしい。
ママさんは孫が抱けるかと思って喜んだけど、違っていて残念と。
いやママさん違っていて良かったんだよ、もし上のお姉さんが妊娠していたら間違いなくそれは自分の子なんだから。。
それでも良かったのか?
ママさんの話しに自分はテンションだだ下がり、帰りたくなっていた。
そんな時にママさんは、もう上のお姉ちゃんがダメなら、この子でもねと。
ちょっと待ってよママさん、前にお泊まりした帰りに、妹JKのいない所で小声で「赤ちゃんには気を付けて下さいね」って言ってたのに。
やっぱりお姉さんの妊娠が残念だったのかなと思った。
それとも前のお泊まりの時は妹JKはリアルJKだったけど、今は卒業してバイト身だからかな?
そんな事を考えていると隣から、もうママっ! 何言ってるの。
そんな事言わないで、と妹JKが今度は恥ずかしそうにしている。
いやいや待てよ待てよ待てよ妹JKよ!
それはママさんから中出しのお墨付きが出たって事じゃないのか?
これからはもう遠慮なく中に出せるんだよ、まあ今までも中に出す時は遠慮してはいないけど。。
それでも中出しをママさんのお墨付きで、容認されるんだからこんな嬉しくて良い事はないだろ!
と心の中で思いながらガッツポーズ。
それこそテンションだだ下がりで帰りたかった自分は、今は早く妹JKを連れて帰りたいぐらいになっている。
そんな有頂天な自分にママさんは、お風呂も入っていって下さいねって!
それは何か?
今日はまたお泊まりしてもいいって事?
ヤバい頭の中がパンクしそうだ、中出し容認発言でお風呂まで、しかもお泊まりとなれば今夜はお祭りだ!
なんて一人で盛り上がり、頭の中がお祭り状態、少し落ち着かねばママさんにも妹JKにもおかしいと思われる。。
何気ない顔をしてママさんに、ハイと返事をして早くママさんは部屋に帰らないかな、なんて思ったりしている。
テーブルの下で今度は自分から手をつなぎ、早く妹JKの部屋に行きたい、繋いだ妹JKの手は少し汗ばんでいて、妹JKも少しは気になったのかなと思った。
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