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7月末に【美垂(みだれ)】島にやってきて10日ほど過ぎた。体が淫獣に返信した時に対応できるように、連日昼間はフィールドアスレチックのように島の山中を駆け回り、夜は体がくたびれてすぐに眠りにつけるように自慰行為をトレーニングとして課せられていた。もちろん、トレーニングは全裸で行う。山に入る際に全身を鏡で見てみた。久々に鏡を通して見る自分の裸身。乳房は「大人の物?」と思うくらいに丸みが出てきて、膨らみかけの少女のような堅い尖がったところはなくなったように思った。おそらくサイズも大きくなっている。食事の際は上を着るのだが、Cカップのブラでは明らかに苦しくなっていたので、確実に大きくなっていると思った。同じように従姉のゆいちゃんもはるかちゃんも少しずつ背が伸びており、こちらに来てから仲良くなったかれんちゃんはオッパイが明らかに膨らみが増し、下の毛もうっすら生えてきているのが確認できた。体を刺激し続けてきたおかげなんだろう。そして、私の双子の兄りゅうも、今日のトレーニング中にたまたま同じ場所で順番待ちになった時に声を掛け合ったが、筋肉が付き始めて前とはイメージが変わっていた。
1日だけトレーニングが休みの日が来た。一つだけ言われたのは明日は食事がほとんど取れなくなるので、食事は決して抜くことのないようにとだけ指示された。
その翌日、全員白いガウンの着用を言われた。そして、山の中のお堂の中に入るように指示された。
お堂の中に入る際の手順が説明された。まず「総代様」の控室に入り目の前で全裸をさらしそして淫獣人間になる気があることを口上しなければならないのだ。それが終わるとそのまま全裸でちょうどぬるま湯の半身浴のような水槽に行き、胡坐をかくように座るとのこと。先に男子から始まり、そして女子へ。言われた席に着くと、男子は既にアイマスクをしており女子もそれに続いた。
「総代様」が歌うように言葉を発し始めた。「ここにわが一族の繁栄あれ、新しき淫獣人間に力を与えたまえ」これを人数分唱えた後、「ここに集う若き淫獣人間たちに力を与えたまえ」。
「さぁ、アイマスクをとり目の前の盃を一気に飲み干すのだ。我々淫獣人間一族の選ばれし者たちによる伝承の儀式だ。淫獣になれた姿を後で見せてもらおう、さぁ、すぐに盃の物を飲み干すのだ、ダァ~~~」と言った瞬間に、総代様は淫獣人間の姿に変身し体を空中に昇り、何やら若者たちに呪文を送り続けているようであった。若者たちは、明らかに血液や精液の混ざった液体を迫力に押され全員言われるがままに飲み干した。
総代様の呪文が10分ほど続いたであろうか、その姿が見えなくなった。若者たちは目の前の出来事に呆然としていた。すると…
女子の中で最も幼いかれんちゃんが急に苦しみ始めた。体の色が変色し始めているのも分かった。みつもこの島に来てできた新しい妹分の彼女を介抱したいという気持ちになったとたんみつ自身も体の異常に気付いた。肌の色が明らかに黒っぽくなってきている。それよりも、体中の血液が沸騰というか膨張してきているような感覚に襲われた。明らかに体が大きくなってきている。ゆいちゃんやはるかちゃんもまさに今の私と同じ状態だ。苦しさから顔を抑えると明らかに顔の感覚が変わっているのがわかった。そうこうしている間にかれんちゃんはもうあの可愛い面影は消えていた。かくいうみつも同じく小学校6年生の女の子ではなくなっているのに水面に移る己の姿を見て気付いた。
淫獣人間みつ かれん そして周りのみんなもみなすっかり姿を変えてしまった。
儀式の最後は女子は総代様のペニスを、男子は自らのペニスを副総代こと総代様の奥様に挿入させ、女子は総代様の精液を男子は副総代の淫汁を体中に浴びるという手順だ。総代は淫獣人間に返信した女子の真ん中に座ると、女子たちは何を言われるまでもなく体が勝手に総代の近くに集まり始める。真っ先に総代様に挿入されたのはみつだった。誰に教えられたでもなく、総代のペニスに跨るやいなや大きく腰を前後に振り始めた。数分後に、総代がけたたましい雄たけびを上げるとみつのまんこから噴き出すようなみつ自身の淫水と総代の精液があふれ出し、同時にみつは昇天した。
続いてかれん。小さい体であるが総代のペニスは見事に入りきった。みつに教えてもらっていた腰を使った動きはぎこちなかったが無事に総代からの精液を受け止めることができた。総代は普通の人間ならばとうに失神するほどのペースで新しき淫獣人間を祝福するように、また副総代も全く衰えることなく若き淫獣人間たちを受け入れた。
ここからさらに淫獣たちにはトレーニングが待っているのだ。
つづく
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