②
小学生としては最後の夏休みになった。少ししか話は聞かされていないが、人間の姿しかできなかった最後の夏休みでもある。塾や習い事には「上の子たち(私と双子の兄りゅう)は親戚の集まりで初めて故郷に連れてゆく」という理由を付けられ、学校が休みになって最初の土曜日に父に連れられて列車を乗り継ぎ、最後は船で【美垂島】に向かった。出発の時から母方の従姉で私の1歳年上のお姉さんのゆいちゃんも同行することになった。ゆいちゃんの家の叔父と叔母は仕事で来れないらしく、代わりに私の父が連れて行くことになったそうだ。
最後に船に乗る時には、同年代の子たちが何人か同乗した。私たちは全く面識はなかったが親世代はそれぞれ知り合いだったそうで、何やら楽しそうに話している。
船は30分ほどで島についた。予定表では3日間は家族で過ごすため、部屋割りは家族単位となっていた。風呂の時間の関係で父とりゅうが先に部屋を出ていった後、初めてゆいちゃんとゆっくり話をする時間ができた。二人が出て言ってゆいちゃんが切りだしてきた。
「みつちゃんもう生理が来たんだ、私成長が遅かったせいか中学生になってからだったんだよ。私最初は信じられなかったけど、これも私の運命なのかなぁって、あきらめというか決心するのに時間かかったんだ」
「そうなんだ。私ももう最初は何が何だかわからなくて。お母さんは少しずつ話はしてくれるようになったけど、でもまだ何か別世界のような感じがしてならないの。特に私のおまんこやりゅうのペニスを使ったオナニーを強制的に教えられた時はパパもママも必要なことだからという以外何も言ってくれなくて…」
「みつちゃんたちも教えられたんだ、もう」
「ゆいちゃんも?…」と聞くとゆいちゃんも小さく首を振った。
話している間に私たちは呼ばれ風呂に向かった。風呂は1か所しかないが20人くらいは一度に入れそうな大きなところであった。脱衣所に通された時に気づいたのであるが、数名のおそらく付き添いの女性以外は全て私たちとほぼ同年代だ。そこには私からは遠縁になるがゆいちゃんのお父さんの方の親せきのはるかちゃんという私と同い年の子がおり紹介してもらった。全く知らなかったが私の通う学校の隣の校区に住んでいるそうで意気投合した。
風呂にいた同世代の子は私たちも入れて全部で12人。付き添いのお母さんたちが5人風呂に入ってもまだ広々した感じだ。そしてみんな今は裸である。大人の人たちとも異なる今まさにふくらみが始まり、これから大人の体へと向かおうとしている膨らみ。
私はあの日以来急に胸のふくらみが進み、既にCカップのブラがきつくなり始めている。下の毛も初潮の時にはほとんどなかったが、2ヶ月ほどでおまんこの上の平べったい所から生えはじめ今ははっきりと生えてきているのがよくわかる。
ゆいちゃんは胸はまだAカップ。ただ乳輪がとても大きい。もともと体毛の濃い家計なのか、既にびっしり生えている。5年生の時に既に濃くなり始めていたのは知っていた。私が1年下なので来年にはこんなに濃くなるのかと思っていたがそうならなかったので少し悩んだ原因がゆいちゃんの下の毛だ。
はるかちゃんは私より8センチ低い138センチ。しかし体はもう大人になっている。はるかちゃんのところはお母さんが来ており、そのお母さんもそれほど大きくない方で、しかもはるかちゃんとほぼ同じパーツでできているんじゃないかというくらい体つきが似ていたのにはびっくりした。
夜になると、大人たちは親睦会があると言って私たちには先に寝るようにと言われた。その際に「寝る前にしっかり性器だけは鍛えておくように」とだけ伝えられた。性器を鍛える…そう、いわゆるオナニーをするように言い渡されたのだ。もちろんここに連れてこられた子供たち全員その意味は分かっている。りゅうに聞いたところでは男の子は10人いるとのこと。大人たちが別棟の会場に出はらうと代わって「リーダー」という高校生くらいのお兄さんお姉さんたちが各部屋をまわり、各部屋にあらかじめ用意されていた水着のような下着とトレーニングウエアに着替え、男女それぞれ階の違う大広間に集合するよう言われた。りゅうとは別れ、私たち3人は上の階の大広間に招かれた。
会場に入り車座に座りいよいよ女子だけの会が始まる。女子のリーダーは二人、みおさんとももかさんと名乗った。みおさんをみてはっとした。彼女は母とは15歳違ういわば私やゆいちゃんの叔母にあたる人だ。みおさんは私たちを見ると「二人とも大きくなったね、私はピンチヒッターで昨日ここに来ることが決まったの。だからお姉ちゃんたち(私やはるかちゃんの母親)にはさっきメールしといた」と言ってきた。「だけどこの会場では身内だからというのはできないの。タラタラしてたらビシバシと行くからね」と自己紹介の時に言うと、会場は大爆笑になった。ももかさんも従妹がいるらしく同じことを言っていた。
その後全員が自己紹介をした。最も年上は15歳、下は10歳の子がいた。終わるとももかさんが「さあ、上をとって下着だけになろうか」と言った。私たち一同に「えっ…」と言って少し戸惑っているとみおさんが「さっさとするぅ~」とこれまでの声とは全く違うまさにド迫力の声で私たちをけしかけた。それに押されて私たちはさっと下着姿になった。全員の姿を確認後、ももかさんが続けた。
「ここに来ることができるのは私たち淫獣人間一族の血を引くもので、女性は生理が始まったものだけだ。詳しいことは最初の数日の勉強会で話されることだが、淫獣人間のメスにはまんこを自由に操れるだけの能力が求められる。だからまんこの機能を高める必要がある。それをせずに淫獣人間に変身すると、十分な能力のないことで体の機能を壊し最悪死に至ってしまう。それを防ぐために淫獣人間の機能を開花させる直前にこうやって一族の集まりの時に確認をしておくのだ。さあ、かわいいみんな、お家でも練習はしてきただろう?気持ちが高ぶったら始めようか…」
ももかさんの発言中に何やらとても淫らになりそうなお香のにおいが漂ってきた。私の横でゆいちゃんが「この匂いお父さんとお母さんがエッチしている時に嗅いだことがあるよ」と。その横にいたはるかちゃんは既に下着の上から右手はおまんこに左手はオッパイに伸びていた。私もゆいちゃんもお互い快楽に向かう顔を見合わせるように。周りの少女たちもみんなそれぞれの快楽を求めるべく指先を動かしている。最も年下の10歳の子は下着と思っていたものがすでにビリビリになっていた。私のものもまんこからの液体が出始めると破れ始めた。すでにお香は消えていたようだが、一度動き始めた若いエネルギーは止まらない。すでに全員の下着は消え失せ、部屋中に先ほどのお香から少女たちの体内から出てくるフェロモンが充満し始めていた。
私はもちろんその快楽の波にのまれ割と早い段階で2回目の波が着た後は少しずつ周りも見られるようになってきた。ゆいちゃんって波が近づくと両足を踏ん張り腰を前後に揺らすんだ…とか、はるかちゃんはずっと泣いているかのような声を出しながらするんだ…などなど。
そのうち私は母に教えてもらった最も気持ちいい、まんこを閉じながらクリトリスをいじるとまんこの中から大量の液体が噴き出すところまで行った。それを見ていた若い叔母であるみおさんが
「おっ、みつそれお母さんに習っただろ?と聞かれた。
「うん…そう…」私は向うの世界に意識が飛びつつ答えるのがやっとだった。
「それいいよな、私も姉ちゃんいやあんたのお母さんに教えてもらったんだ、あれはるかは知らないんだ、あんたのお母さんもみつのお母さんに教わっていたぞ」とみおさんが言うと…
「みつちゃん、今度教えてね…」とはるかちゃんが息絶え絶えに言ったが、快楽のせいかすぐに白目を剥いて意識を失った。。
その後どうやって部屋に戻ったか、ゆいちゃんも覚えていないようだったが、翌朝目が覚めた時はあの大広間に行った時のトレーニングウエアはきちんと着ていた。淫獣人間のメスがなぜこんな能力が必要なのか、まだ何も知らされていない12人の少女たちそして10人の少年たち。まだ夏休みは始まったところだ。
つづく。
※元投稿はこちら >>