下に行くにつれてさらに細くなっていく雪原は幻想的な女体の世界を支える柱となっていた。はっきり言えばかほお姉さんの白い両足だ。
スラリとした輪郭が独自の脚線美を生み出している。白い足首には可愛らしい指を持つ裸足、白い手の指と同じ色の爪先がある。
そこだけ見れば裸足の観音様か、マリア像に思えてくる。後ろから見える美しい膝の裏の線もまた良い。
僕はかほお姉さんの全身を隅から隅まで双眼鏡で舐めまわすように何度も観察するというプロセスを繰り返した。
こちらから見て彼女の後ろには布団、右にはタンクトップとブラジャー、左にはスカートとショーツが畳の上に置かれている。
彼女の前には姿見とその姿見の映る彼女自身の白い裸身。僕にはそれらが女神を祀る神殿か祭壇のように思えた。
すべてを脱ぎ捨てたかほお姉さんの白い裸体はこの世のものとは思えない神々しさを持っていた。
※元投稿はこちら >>