松長と恵田の責めに疲れ 動けない曜子に山森が近づく
「クク 曜子 いいイキッぷりだったな」
顔を背ける曜子
山森が乳房を揉み始める
「結構待たされたからな」
曜子はもう抵抗もしない
唇が重なり 舌を絡める
山森の愛撫はいつも ネットリと曜子を責める
「ハゥ」
声が漏れる
乳首を舌で転がされ 指が全身を這う
「あッあッあッ」
逝かされ続けた曜子の身体が 敏感に反応してしまう
山森の舌が曜子の身体中を舐め回す
「あッあ~」
身体が火照っていく
山森・・・この男が一番曜子の身体を知り尽くしているのかもしれない
舌が指の一本一本がそして肉棒が 全てが曜子を快感の渦の中へと引き込んでいく
「イクイクイクイッちゃう あ~~~」
もう何度イッたのかもわからない
山森が何度射精したのかもわからない
身体を横たえる 曜子の下腹部あたりに手を置く山森
「なに?」
「クク」
小さく笑うと山森は下腹部を押した
蜜壷からダラダラと流れ出す精液
後から後から流れてくる
「あッあッあッ」
「クク 曜子は最高な女だ」
嬉しくも無い褒め言葉
牧原のデカちんも恵田の逆さ吊りも松長の縄や定規も そして山森の絶倫も 全て曜子をイキ狂わせた
私はこのイキ狂い地獄から抜け出せないのか・・・
曜子は絶望と官能の間で揺れ動いていた
ある日職場で曜子は声をかけられた
「一緒に食事でも・・・」
相手は山仲哲夫 曜子の教育係だった先輩社員
何度か食事に行く
穏やかで優しい哲夫を意識し始めた
でも 曜子が帰る部屋はあの部屋
待ち構える男達の前で あたりまえのように 身体を開く
「僕と付き合ってくれないか?」
告白をされた
素直に嬉しかった
でも・・・
曜子は断るしか無かった
こんな私が哲夫さんとは・・・
哲夫は諦めず何度も告白してきた
曜子は諦めさせようと 哲夫に全て話した
自分が高校の時から男達の慰み者である事を そして今も
哲夫は曜子の話しに驚きを隠せなかった
でも 涙ながらに話す曜子を愛しくも思った
これでさよなら 曜子がそう思った時 哲夫から 驚きの言葉が
「一緒に逃げよう」
耳を疑った
そんな事出来ない
しかし 哲夫は本気だった
三日後には会社に辞表を出した
そこまで・・・曜子は哲夫に着いて行こうと決めた
誰も知る人の居ない街
二人は 結婚式も挙げず
ひっそりと暮らしていた
哲夫は優しく 真面目で 一途に曜子を愛してくれた
曜子も哲夫の愛に必死で答えた
ただ 疼きだけはどうしようもなかった
哲夫のセックスに愛は感じた
しかし 身体は満たされない
曜子は 日中にオナニーをする事が多くなった
疼く身体 嫌でもあの男達を思い出す
ソファーやテーブルを使い アクロバティックな体勢でオナニーをしたり 極太のバイブも買った 自らを縛りあげ 定規で身体を打つ
そして 果てても果てても オナニーを続けた
やがて曜子は妊娠した
もちろん哲夫の子供
曜子が出産
シュウと名付けられた元気な男の子
シュウを産んでから 曜子は疼きが少なくなっている気がした
これが母性なのか・・・
曜子は幸せを感じていた
優しい夫と可愛い子供
あの忌まわしい記憶が薄れていく
それから十数年が経った
シュウも小学校の高学年
背も高くなってきた
哲夫に似て素直な優しい子に育った
そんな幸せの中 哲夫の転勤が決まった
「となり街・・・」
「だ、大丈夫だよ・・・ね」
あの街のとなり街
もう十年以上前の話しだ 彼らだってそこまで 執念深くは無いはず
転居して 数ヶ月が経つ
なにも無い何も起きない
終わった・・・
全てが 過去に
私はこれから 二人と幸せになる
曜子は晴れやかな気持ちになっていた
「クク 見~つけた!」
終わり
お付き合いいただいた皆様 ありがとうございました
かくれんぼ は ここで終わります
本当なら 3部作の予定でしたが・・・まあ いろいろwww
せっかく考えたから 2作目までは 書きます
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