部屋に入るとまだ新築の匂いがしますねと、そうなのかな!?
自分の家で毎日だからわからないけど、家の匂いより由美子さんの匂いの方が良い匂いですよ!
本当にお上手ですねと話しながら奥のリビングに、何か飲みますか?
と聞き由美子さんにビールを手渡し隣に座る。
本当に良い匂いがしてムラムラする。
ここで押し倒すのも芸がないし次に繋がりもしない、隣に座りビールを飲みながら由美子さんの膝に手をおく、手をはらうわけでもなく拒否もせずにいるので、膝と膝の間に手を入れると少し汗ばみじっとりとして入る。
上目使いに自分を見るので、綺麗ですねと言い由美子さんを見つめると目を閉じて上を向く仕草を。
本当は今すぐに食い付きたいのを我慢して気付かないふりを、まだ時間は大丈夫?
とソファから立ち上がるとアッと小さな声を出しもう少し大丈夫だと。
自分の中では絶対にMだと確信しているので自分からは行かずに、向こうから来るまで待とうと焦らすようにした。
この先の事を考え逃さないように、でも甘やかさずに自分の思うような女に仕込みたいと思い、押さば引け引かば押せで、アメとムチを使い分けようと思った。
もう一本ビールを持って飲みだし、隣に座り意地悪に質問してみた。
ねぇ、さっきキスして欲しかったの?
両手で缶ビールを握り下を向いたまま頷くので、しっかり言わないとわからないよと意地悪に言うと、して欲しかったと。
そうじゃなくて、キスして欲しかったって言わないとわからないよと言えば、キスして欲しかったです。
そう言いながら自分を見るので、由美子さんの顎を掴み上を向かせキスを、口を少し開き舌の侵入を待っているかのようなキスに、あえて口を閉じてキスを終わらせる。
物足りなさそうに自分を見るも、そろそろ送るよ遅くなる前にと。
そっと由美子さんの肩に手を回して玄関に、名残惜しそうにマンションを出て駐車場までおくる。
暗闇の駐車場でキスをして、部屋とは違うネットリとした舌をからめるキスを、また遊びにおいでよと言うと、ウンと頷き帰って行った。
ここから少し泳がせ自分からは連絡をしないで待ってみよう、ゆっくりじっくりと釣り上げ飼い慣らすために、でも上手く行くかは・・・。
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