徹は講演を終えると、夜、その女子高の女性校長と会食を共にした。
駅前の高級ホテルのフレンチレストランだった。
講演料100万円を受け取った。
かなり財力のある高校らしかった。
校長は36歳の独身女性で美紗夜といった。
彼女の父親は理事長だった。
美紗夜の校長就任は父親の影響力によるものだった。
美紗夜は今回の徹の講演内容に満足していた。
美紗夜はセックスから出産までの詳細を一切隠すことなく生徒達に教育しておきたいと考え、徹に講演を依頼したのだった。
徹の講演は美紗夜の「オープンな性教育を」という要望を叶えた。
女子高生達には相当に刺激的なものになった筈だ。
「今夜はあの子たち、興奮して激しい自慰行為に耽るでしょうね」
美紗夜はそう言って笑った。
そう言う美紗夜もかなり興奮しているように見えた。
徹の講演は美紗夜の性欲を少なからず疼かせた筈だった。
美紗夜はバツイチだった。
理事の一人だった男と２年前に結婚した。
が、価値観の相違により２年前に離婚したのだった。
美紗夜は講演のお礼を兼ねてと徹を食事に誘った。
が、それだけでは終わらなさそうな雰囲気だった。
徹は今夜この女を抱くことになるとの予感があった。
案の定、美紗夜は講演の感想や質問と称してセックス関連の話題を次から次へと徹へ浴びせた。
美紗夜も性に対してオープンな性格らしく、自身の性体験や性癖を赤裸々に語った。
徹の性体験についても好奇心と性欲を剥き出しにして聞き出そうとした。
食事を終えると、美紗夜は徹のためにこのホテルの最上階にあるスイートルームを予約してあると言った。
レストランを出ると、徹は美紗夜とスイートルームへと向かった。
ホテルの最上階、綺麗な夜景を一望できる部屋だった。
部屋にはキングサイズのダブルベッドがあった。
部屋に入るなり徹は美紗夜にベッドに押し倒された。
徹は半ば強引に服を脱がされ、徹の躰を愛撫し始めた。
美紗夜は徹を愛撫しながら少しずつ自分で衣服を剥いでいた。
レースやフリルのブラジャーとパンティーも床に投げ捨てられた。
徹は美紗夜に極上の快楽を味わわされ、恍惚状態に陥った。
美紗夜が徹の躰に卑猥な愛撫を施し始めてから一時間が経つ。
その間、美紗夜は両手、唇、舌、時には乳首すら使って徹の全身をくまなく執拗に愛撫し続けた。
徹も美紗夜もシャワーを浴びていない。
シャワーを浴びようとする徹を美紗夜が制したのだった。
徹の生の体臭を感じ、徹の躰の汚れを全て舐め取りたい、と言った。
それが美紗夜の性癖だった。
男の躰に対する異常なまでの執着心が感じられた。
実際、美紗夜の男根へに対する執着は尋常ではなかった。
亀頭から睾丸や肛門に至るまで男の性感帯をことごとく愛撫した。
「ああ、男さま……」
美紗夜は何度も「男さま」と感嘆の声を洩らしながら男根を咥えた。
徹の顔中に唇を這わせ、首筋や脇の下や乳首はもちろん、肛門から足の指先に至るまで徹の全身を執拗に舐め回し、しゃぶり尽くした。
その間、「ステキな男さま、好きよ、愛してるわ」と繰り返した。
美紗夜は恐らくこれまでにも様々な男にこのような卑猥で猥褻な淫戯を繰り返してきたものと思われた。
美紗夜は徹の男根に頬ずりしながら自らの股間に手を当てた。
徹の男根、睾丸、尻、肛門を涎まみれにしてしゃぶりながらクリトリスオナニーを始めたのだった。
「うふぅん、はあぁ……」
美紗夜は男根にむしゃぶりつきながらアクメに達していた。
徹も美紗夜の巧みな舌遣いで忘我の境地に追い込まれた。
鋭く呻きながら美紗夜の口腔内に大量放精していた。
徹はベッドの上で四つん這いにされていた。
美紗夜が背後から徹の尻に顔を埋めている。
徹の肛門を執拗に舐めしゃぶり、吸引し、歯を立てた。
両手で徹の尻を強く掴み絞めている。
美紗夜が舌を徹の肛門に捻じ込むように出し入れしている。
「あ、はぁ、あぁ……んぁはっ……ぁ……」
徹が喘ぐ。
美紗夜は男の躰を五感全てを使って堪能しようとしていた。
異常な執着心をもって執拗に徹の躰を貪っている。
やがて美紗夜の手が徹の男根を優しく擦り始めた。
徹は直腸に美紗夜の舌を捻じ込まれ、美紗夜に男根を扱かれていた。
「ああ……い……い、く……」
じきに徹が呻き声を洩らした。
すると美紗夜はすかさず仰向けになって徹の股間に顔を入れた。
男根を咥え込んで顔を前後させる。
「あうっ、ああっ、もうダメッ、いくっ」
徹が喘ぎ悶える。
徹が四つん這いのまま腰をガクガクと痙攣させた。
再び美紗夜の口腔内に射精させられたのだった。
美紗夜はその後も暫く男根を咥えて離さなかった。
徹の尿道に残る精液を残らず濾し出して吸い取っていた。
男の躰を味わい尽そうとしていた。
次に美紗夜は徹をベッドに仰向けに寝かせると、徹の上に跨った。
騎乗位の体勢で自らの膣に徹の男根を挿入して腰を遣い始めた。
「ああッ、お、と、こ、さまっ、……き、気持ち……いいッ」
美紗夜が激しく腰を振って鋭い喘ぎ声を放った。
豊満な乳房が大きく揺れ動いている。
美紗夜は腰を前後左右に振りたくった。
自らの足を使って腰を上下にピストンさせた。
激しく乳房を揺らしながら、美紗夜は
「ああッ、カンニンしてッ、おとこさまッ！」
と甲高い異様な声質の喘ぎ声を放って絶頂した。
徹も耐え難くなっていた。
すると美紗夜がすかさず徹の男根を両手で扱き、亀頭を咥え込んだ。
徹は再び美紗夜の口腔内に射精させられた。
美紗夜は何度も何度も徹の精液を嚥下した。
美紗夜の性交目的が男の精液を堪能することにあるように見えた。
男の肉体と体液を味わう為の性行為だった。
徹が尿意を美紗夜に伝えると美紗夜は初めてバスルームへ行くことを徹に許可した。
が、洗い場に徹を立たせた美紗夜は、徹の前に跪いて
「あたしの顔にあなたのおしっこを掛けて、お願い」
と懇願した。
徹は躊躇したが美紗夜の性癖に応えることにした。
徹は男根の先端を美紗夜の額に向けると勢いよく放尿を始めた。
半ば勃起した状態の男根から徹の聖水が美紗夜の額めがけて勢いよく激しく飛び散った。
美紗夜は目を閉じて顔全体で徹の排尿を浴びた。
途中から美紗夜は口を大きく開け、池の鯉のように口をパクパクさせ、徹の排尿を飲み始めた。
徹は排尿が終わる直前に美紗夜の口に男根を突っ込んだ。
そのまま美紗夜の後頭部を抱えると、腰を前後させて美紗夜の口を犯し始めた。
徹のモノは再び勃起していた。
美紗夜は徹の排尿で顔面を汚されたまま徹の男根を懸命に舐めた。
「男さま、ステキ、おいしいわ……」
美紗夜は再び徹の男根に頬ずりしながら呟き続けた。
その後、２人はシャワーを浴び、浴槽に浸かった。
が、主導権は常に美紗夜にあった。
校長を務めるくらいだ。
支配欲は人一倍強かった。
浴槽では徹の躰を背後から抱き締め、徹のうなじや背中にゆっくりと唇を這わせた。
両手を徹の股間に回し、男根と睾丸を執拗に擦っていた。
徹は日中の講演の疲れもあり、既に疲労困憊状態にあった。
美紗夜の膣に射精する気力はもうなかった。
が、美紗夜は異様な欲望を漲らせて徹の躰を求めていた。
ふと目覚めた。
辺りは薄暗い。
部屋のライトスタンドがぼんやりと辺りを照らしていた。
徹はベッドの上に全裸で仰向けに寝ていた。
何時か分からなかったが、夜明けにはなっていなかった。
いつの間にか眠りに落ちていたのだった。
その時、徹はまだ自分の股間に顔を埋めている美紗夜の姿を認めた。
睾丸を揉みながら萎え切った男根をしゃぶり舐めていた。
美紗夜は一睡もしていないらしかった。
徹は美紗夜の男の躰に対する執着心に対し、恐怖を覚えた。
が、躰は徹の感情とは別の反応をした。
勃起し始めたのだった。
それに気づいた美紗夜は顔を上下させながら男根を愛撫し始めた。
徹は新たな性欲の疼きを覚えた。
美紗夜がなぜそれほどまでに男根に執着するのかは分からない。
美紗夜の変態性欲は尽きるところを知らなかった。
徹は美紗夜の豊満な女体に再び欲情した。
美紗夜に襲い掛かり、屈曲位にして一気に貫いた。
「ああッ、いやッ、やめてッ、ああッ！」
美紗夜が抵抗した。
自分が性戯の主導権を握れないことに対する抵抗かと思われた。
そう考えると徹は美紗夜に対して支配欲に近い欲情が湧くのを抑えきれなくなった。
美紗夜の両足を美紗夜の耳脇まで押しつけた。
強烈なマングリ返しにして荒々しく美紗夜の膣を責め立てた。
美紗夜の大陰唇に徹の腰が勢いよく打ち付けられ、部屋中にパン、パン、と乾いた音が響き渡った。
やがて美紗夜は観念したように抵抗をやめ、
「男さまっ、男さまっ、許してッ、許してッ」
と喘ぎ叫んだ。
明け方まで徹は美紗夜を責め抜いた。
絶頂し続けて悶絶した美紗夜の膣に徹はキツい一発をブチ込んだ。
破廉恥な寝姿の美紗夜をそのままにして徹はホテルを後にした。
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