……
どれくらい時間が経ったのか。
気づくと徹は広い部屋にいた。
目が痛くてよく見えない。
両手両足を縛られ、床に転がされていた。
身動きがとれない。
教団の連中に捕まったのだった。
状況が段々分かってきた。
徹が転がされている場所は部屋ではなかった。
徹が転がされている場所は温泉施設のような大浴場だった。
壁に十数ヶ所シャワーが設置されているのが見える。
大きな浴槽があった。
徹達はその広い洗い場に直接転がされていた。
右手首と右足首が一つに纏めて縛られている。
左手首と左足首も一つに纏めて縛られている。
両足を大きく広げる無様な恰好だ。
きつく縛ってあった。
身動きがとれない。
隣には奈美子が同じように縛られて転がされていた。
やはり大きく両足を広げさせられて縛られている。
陰部が丸見えになる格好だった。
周囲には数人の男女が立っていた。
バスローブの色から、教祖、皇后、ウラマー、女御だと分かった。
紫帯のムスリムの男女も複数名いた。
「気づいたかね?」教祖が声を掛けた。
「お前達はわが性愛教を破壊しようと企んだ、信者としてあるまじき所業だ、
それ相応の報いを受けねばならぬ……始めよ!」
周囲の信者達が動いた。
それぞれ鞭を持っていた。
SMプレイ用の鞭だった。
徹と奈美子は鞭でさんざん打ちのめされた。
顔、腕、腹、背中、太腿、足……。
徹は股間も打たれた。
萎縮した男根と睾丸も鞭打たれた。
徹は悶絶した。
奈美子も乳房を執拗に打たれた。
陰唇周辺も繰り返し鞭が当てられた。
2人の躰は全身が赤く腫れ上がった。
徹は死を覚悟した。
生きて帰れる見込みは皆無だった。
ひと通り鞭打ちが済むと、女達は徹の躰を、教祖以外の男達は奈美子の躰を弄び始めた。
徹は勃起した男根にコックリングを装着された。
ペニス拘束専用の細めの縄を持ち出している。
「理絵子、徹を金玉縛りして」と乃梨佳が理絵子に命じた。
理絵子が睾丸に縄を巻き締めた。
「2つの玉が各々独立になるようにして、玉の皮がピンピンに張るようにね」
理絵子は丹念に睾丸を縛り上げた。
「ほうら、金玉ビンタをお見舞いしてあげるわ」
乃梨佳は徹の睾丸に平手打ちをした。
「はうッ!!」
徹は呻き悶えた。
苦しさで涎が垂れている。
「金玉を拘束したら竿の方も縛るのよ」
乃梨佳が再び命じた。
「それでいいわ、チンポ緊縛の完成よ、金玉が美しく縛られたわ」
男根を緊縛されると充血して長時間に渡って勃起が維持できる上、射精がしづらくなる。
男にとっては辛い仕打ちだった。
「あとはアナルね」
ローション付きの極太ディルドが徹の肛門に挿入された。
奈美子にも縄が巻き締められた。
いわゆる乳房縛りだ。
両乳房の各々の形が浮き出るように周囲を縛るやり方だった。
乳首には洗濯鋏が付けられた。
膣と肛門にはやはり極太ディルドが埋め込まれた。
「いい光景だわ」
乃梨佳がフフンと笑った。
「教団に背いたバツよ」
理絵子が冷たく言い放った。
女達は一人ずつ徹に跨った。
乃梨佳、理絵子、亜由那、紫帯のムスリム女の順に、次々と徹を犯した。
男達も一人ずつ奈美子の口に勃起したモノを突っ込んで激しく責め立てた。
別の男が奈美子の両穴のディルドを激しくピストンした。
2人に対する気が遠くなるような責めが続いた。
何人かの女達に交代で跨られ、徹は何度か絶頂した。
強く緊縛されているため射精はほとんどできない。
苦しい拷問だった。
それでも男根を膣で擦られれば新たな快感が湧き起こった。
犯され続けて徹は呻き悶えた。
奈美子も男達に次々輪姦され続けて何度も絶頂を極めた。
膣でも肛門でもそれぞれ別々に何度か絶頂した。
奈美子は泣き叫んだ。
「許してッ、許してッ」と泣き叫びながら喘ぎ悶え叫んだ。
絶倫の男達は射精することなく奈美子だけが絶頂するように巧みに強姦し続けた。
女達は徹を犯してアクメに達すると徹の顔に跨った。
ドロドロの膣液を垂らしながら汚れた膣を徹の口に押しつけて擦りつけた。
徹は窒息しそうになりながら懸命に女達の股間を舐め清めた。
その時には別の女が徹の男根に跨っていた。
その女も同様に徹の顔に跨った。
これが何周か続いた。
男達も奈美子の口と膣とを交互に何週にも渡って犯し続けた。
奈美子の膣で射精した男は男根を膣から引き抜くとすぐに奈美子の顔に跨った。
奈美子も喉奥まで太い男根を捻じ込まれた。
嘔吐感に苦しみながらも懸命に男根を舐め清めていた。
徹と奈美子への残虐な拷問が延々と続いた。
それもやがて終わりの時を迎えようとしていた。
徹を犯すことに飽きた女達は徹の躰に放尿し始めた。
女達は徹の躰に跨るようにして立った。
自らの小陰唇を指で押し広げ、徹の躰めがけて勢いよく排尿した。
尿は尿道から出た瞬間から幅広く飛び散った。
徹の顔や腹や股間に至るまでその飛沫を派手に巻き散らしている。
終わると女達は一人ずつ徹の顔に跨り、徹の口に陰部を押し付けた。
排尿で汚れた性器を徹に舐め清めさせた。
「あんたは最後は女便所にされて死んでいくのよ、ほら、もっとおしっこをちゃんと飲みなさい」
美也子は徹の口に小陰唇を捻じ込んで追加排尿した。
徹はむせながらしとどに飲んだ。
どの女も同じことを繰り返した。
奈美子に対しても同様の仕打ちが繰り返された。
男達は奈美子の顔や躰に一斉に放尿した。
膣や肛門に勃起した男根を突っ込んで中出しする者もいた。
奈美子も男達の便器として扱われた。
その後は全員の男が奈美子の口に男根を突っ込んだ。
排尿で汚れた男根を奈美子の口に捻じ込んで追加排尿した。
「よかろう、シャワーで流せ、済んだら浴槽に沈めるがよい」
頃合いを見て教祖が低い声で冷たく言い放った。
男達女達は一斉にシャワーヘッドを持ち、シャワーを浴びせ始めた。
適温ではなかった。故意に温度を上げたり下げたりしてあった。
徹と奈美子は縛られたまま洗い場を転げ回った。火傷を負った。
それが済むと徹と奈美子の躰は2人まとめて縛られた。
徹と奈美子は後頭部から尻までを密着させる形で縛られた。
それが済むと信者達は徹と奈美子の躰を足で蹴り転がしだした。
一斉に徹と奈美子の躰を足蹴にして浴槽へと近づけていった。
いよいよ浴槽に沈められるのだ。最期だった。
浴槽内で溺死させられるのだった。
その時、大浴場の入口のドアが勢いよく開く音がした。
「動くな! 全員そのままでいろ! 動いた者は射殺する!」
怒号が浴室中に響き渡った。警察だった。
教祖が無言で大浴場の奥へ走った。
浴室の奥にもドアがあった。
他の信者達は徹と奈美子を浴槽へ蹴り落とすと一斉に教祖に続いてドアの方へと走った。
銃声が響いた。
2人倒れたが他の者達は奥のドアから逃げ去った。
徹と奈美子はかなり湯を飲んでいた。
が、警官達によってすぐに救出され、すぐさま救急搬送された。
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