徹が宿泊用に与えられた部屋は6畳程度の広さをもつ洋室だった。
部屋の奥にドアがあり湯舟のないシャワーのみのユニットバスと簡易トイレが付いていた。
窓はない。
天井には薄暗い照明が一つ点いているだけだ。
四方の壁も一面黒かった。
部屋の中央に布団が一組敷いてある。
性交をするためだけに用意された部屋だった。
布団に一人の女が座っていた。
案内人の信者が今夜はこの女と同衾するよう命じた。
翌朝、朝食を終えるまでは部屋から出られない旨を伝えて信者は出て行った。
ドアノブの脇には暗証番号パネルがあった。
番号を知らない以上、出ようにも出られなかった。
女は明日香と名乗った。
35歳の人妻だという。
夫と共に一ヶ月前に入信した。
今日は夫は自宅におり明日香だけ泊りに来たという。
明日香の夫は不倫していた。
一時は離婚も考えた。
が、明日香も同様に夫以外の性交相手を探すことで離婚しない解決法を見出した。
その解決策がこの「性愛教」だった。
規則上、夫と共に入信したが、夫は週一泊しかここには来ないらしかった。
今日は自宅で不倫相手と交わっている筈だという。
明日香はそう言って少し寂しそうに微笑んだ。
徹はここに来た事情は明かさなかった。
妻と本日入信したことだけを伝えた。
明日香が先にシャワーを浴び、続いて徹がシャワーを浴びた。
出ると明日香は全裸で布団の上に座っていた。
小柄で華奢な躰だった。
顔立ちは美しく乳房は豊かだ。
徹は明日香の目の前に立ちはだかった。
既に徹のは怒張していた。
明日香はそれを口に含んだ。
睾丸を擦りながら徹の男根をゆっくりと大きく深く出し入れして舐め続けた。
暫く舐めさせた後、徹は明日香を布団に押し倒した。
挿入すると明日香はすぐに「あッ、あッ、あッ」と甲高い喘ぎ声を放った。
数分もしないうちに全身を痙攣させて果てた。
感度の鋭い女だった。
久々の性交で男に飢えていたのかも知れなかった。
徹は明日香を様々な体位で犯した。
正常位、後背位、屈曲位、騎乗位、座位、側位……。
2時間ほどの間に明日香は何度も絶頂に達した。
徹も数回は射精していた。
実際、明日香の躰は気持ちよかった。
明日香は男の躰を気持ちよくさせる性的な魅力を備えていた。
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