いつの間にか3人の男達は部屋からいなくなっていた。
ベッドに俯せに寝かされ両手は後ろ手に縛られている。
両足は自由になっていた。
人の気配を感じて脇を見ると、金色のバスローブを纏った大柄な外国人がベッドの脇に立っていた。
教祖だった。
「気分はどうだ? お前の娘はここに自ら望んでやって来た、実際、感度の鋭い淫乱な女だった」
教祖は低い声で言った。
「わが性技を施してやると悶え喘ぎ狂った、お前も同じ部類の淫乱女と見える、単独での入信は規則違反だが、特別に認定してしんぜよう」
「私は入信するつもりはありません、娘を返して欲しいだけです」
加奈子は絶望を感じながらも力なくそう言った。
「帰す訳にはいかぬ、お前はここでわが信者達と交わりながら生活する運命になっておる、それがいずれお前の悦びとなろう」
「いやです、帰して下さい、入信はしません」
「そうかな、では、お前の躰に聞いてみしょうぞ」
教祖はそう言ってベッドに上がった。
俯せ状態の加奈子の豊かな尻を撫で回す。
加奈子は躰を捩って避けようと藻掻いた。
が、仰向けになると縛られた両手が躰の下敷きになって痛む。
仮に仰向けになったところで淫部が教祖の目に晒されるだけだ。
加奈子は抵抗を諦めた。
教祖の指が尻の割れ目に滑り込んだ。
濡れたパイパンの陰唇を巧みに弄んでいる。
ゆっくりと膣襞を弄んでいる。
加奈子は感じまいとして固く目を閉じていた。
が、いくらももたなかった。
教祖の指が再び加奈子の躰から淫らな快楽を引き出し始めていた。
「ほら、感じるであろうが」
教祖が冷めた表情で問うた。
感じまいとしても無駄だった。
女の肉体は男に弄ばれれば必ず反応するように作られている。
「ああッ」
加奈子は耐えきれなくなって甲高い声で喘いだ。
加奈子は後背位で教祖の挿入を受けた。
教祖の巨根が加奈子の膣襞を深々と占有していた。
教祖はゆっくりと緩慢に責めた。
20歳代のようなガツガツした性交ではない。
ねっとりと躰の深奥部から緻密に確実に快感を引き出す責め方だった。
教祖の逞根は加奈子の淫膣全体を縦横に掻き回した。
膣口やGスポット周辺を力強く圧迫し擦り続けた。
「ああッ、あッ、ああ……ああッ」
加奈子は顔を歪めて喘ぎ悶えた。
たまらない気持ちよさが後から後から押し寄せた。
徹との性交とは種類を異にする別次元の快楽に襲われた。
麻薬でも投薬されたかのような性交だった。
犯されているはずだったが教祖の責めは女体への繊細な配慮と優しさが感じられた。
加奈子は忘我の境地を漂い続けた。
意識を失うほどの快楽の極みに追い込まれた。
ただただ気持ちよかった。
「ああ……いいッ、あ……あ……ああッ」
もう何も考えられなかった。
女の悦びを全身で受けていた。
女として産まれたことを神に感謝したかった。
至高の悦びだった。
「加奈子……やはりお前の躰は正直だな、それでよいぞ、それでよい、ほら、さらに深い悦びに浸らせてしんぜよう」
教祖は一旦加奈子の膣から男根を引き抜いた。
胡坐をかいて加奈子をその上に座らせた。
対面座位だ。
教祖の巨根が加奈子の膣を芯から貫いた。
「ああッ、ああッ、ああッ」
加奈子は後ろ手に縛られていてどうにもできない。
教祖が加奈子の背中と尻を抱え、ゆっくりと上下させ始めた。
加奈子の痴膣から粘性の高い淫液がジョボジョボッと音を立てて大量に流れ出た。
気の遠くなるような責めが続いた。
加奈子は緩やかな絶頂感を何度も味わわされた。
目が虚ろになり半開きの加奈子の口からは涎が次々に糸を引いて垂れ落ちている。
「ああッ、ああッ、ああッ」
わけが分からなかった。
このまま教祖に犯されながら責め殺される気がした。
それでもいいと思った。
それほど甘く魅力的な快感が加奈子の全身を包み込んでいた。
加奈子は次第に意識が遠のき、失神した。
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