茜は時々鎌倉の自宅に帰ってきた。
そこでは久々に純と性交をもった。
徹と加奈子はそのことに気づいていた。
快楽を追窮する目的であればそのこと自体は問題はない。
妊娠しないようにすればよい。
ピルを飲んでいる茜にその心配はなかった。
茜は徹と加奈子が23歳の時に誕生した娘だった。
純は徹と加奈子が28歳の時に誕生した息子だ。
その娘がもう15歳、息子は10歳になっていた。
徹が刊行した250冊の本はよく売れた。
その印税だけでも充分に贅沢な生活が可能だった。
徹は小説の執筆を一切停止した。
講演活動と時折随筆や評論を雑誌に寄稿する程度にした。
加奈子は相変わらず性欲と同様に創作意欲も旺盛だった。
官能小説の執筆と翻訳とを続けていた。
年収は加奈子の方が徹を上回っていた。
茜は加奈子に倣って語学も堪能だった。
英語はもちろん仏語や独語も自由に操った。
まだ翻訳されていないドイツの官能小説を訳し、ネットに投稿した。
茜が翻訳した小説はネットで話題になった。
出版社が茜と連絡を取りたがった。
しかし茜は取り合わなかった。
作家になることが茜の目標ではなかった。
目標は飽くまでも研究者だ。
性愛の小説は余暇になす程度で十分だった。
生活の中で茜は葵との同性愛に溺れていた。
が、茜は純粋なレズではなかった。
鎌倉に帰宅した際は純との性行為に耽った。
徹と加奈子が地下室で濃厚な性交に溺れている時間、茜と純は茜の部屋のベットで濃厚な性交に溺れたていた。
「お姉ちゃん、お姉ちゃんのおまんこ、気持ちいいよっ」
「純君のおちんちんもすごいわっ、もう立派な男性になっているわよっ、ああっ、この立派なおちんちんで色んな女の子をいっぱい虐めてきたのね?」
茜は純が可愛いかった。
心底から純との性交を愉しんだ。
純も茜との性交を心底から愉しんでいた。
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