全ての動物は交尾や性交により繁殖する。
子孫繁栄に不可欠な性交。
人類は古来から性交に強い興味を抱いてきた。
性交の快楽を追求してきた。
同時にその快楽の源である性器に興味をもち崇拝してきた。
日本古来の祭にもこの種のものが現存する。
男根崇拝や女陰崇拝が目的だ。
男女が愛し合って子供を作ることへの神秘や讃美だった。
金山神社(神奈川県川崎市)の「かなまら祭り」。
男根崇拝の祭だった。
男根や女陰を模った飴が販売されている。
大沢温泉金勢神社(岩手県花巻市)の「金勢祭り」。
男根を模った御神体とそれを清める女達が活躍する。
田縣神社(愛知県小牧市)の「豊年祭」。
男達が大男茎形の神輿を担ぎ、巫女が木彫りの男根を抱えて歩く。
大縣神社(愛知県犬山市)の「豊年祭」。
珍しく女陰崇拝の祭だ。
子孫繁栄祈願が目的だ。
女陰を模った巨大おかめトラックに嫁入り姿の女性が座る。
男根や女陰を模った飴が販売され、女陰に見立てた石も見られる。
美ヶ浜温泉(長野県松本市)の「道祖神祭り」。
男根を模った御神体に女性達が乗り、男達が前後に大きく揺らす。
稲取温泉(静岡県賀茂郡東伊豆町)の「どんつく祭り」。
これも子孫繁栄祈願が目的だった。
男根を模った御神体を女陰に見立てた鳥居に「ドンと突く」。
また、男根や女陰を模った石や木も多い。
俵山温泉(山口県長門市)の麻羅観音。
子孫繁栄・精力増強が目的だ。
勃起状態男根の石像が8本立つ。
立川水仙郷(兵庫県洲本市)には金精神がある。
勃起した精力絶倫の男根を模った神の一柱で、子宝、安産、縁結びが目的だ。
男石神社(長野県上田市)には男根石と女陰石がある。
夫婦木神社(山梨県甲府市) は女陰の御神木がある。
磐船神社(大阪府交野市)の白福大神も女陰石だ。
歓喜神社(和歌山県西牟婁郡白浜町)には男根女陰の御神体がある。
鏡山神社(佐賀県唐津市)の鏡山道祖神には、巨大男根の根元に女陰がある。
高道祖神社(茨城県下妻市)は男根女陰を模った餅を奉納する。
このような性器崇拝の祭や神社は全国に多数存在する。
他に弁財天の女陰銭や春画古銭の女陰銭などもある
いずれも目的が子宝・安産・子孫繁栄が目的だ。
ここには快楽追求の要素は全く見られない。
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