ナンネット 掲示板TOP    総合ナビ  

ノンジャンル 官能小説

ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
レス投稿の削除
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
投稿の削除 パスワード:
この投稿の削除を依頼する。
10
投稿者:うなぎだ
◆OIVbvWW3pE
河原の道をさ迷う紫乃の姿はまるで幽鬼のようであった。幸いだったのは彼女を最初に見つけたのが、お理津だったという事。
「紫乃!……紫乃ちゃん、だよね?」
 茫然自失とはこの事だろうか。目の焦点は合っておらず、お理津は一瞬言葉を失った。
「さ……探したんだよ! 部屋に行ったら、あんた居なくって。一体どこほっつき歩いてたんだよ! 何されたんだよ!」
 肩を揺さぶると、紫乃はやっとお理津の目を見た。
「おじいちゃんが、死んじゃったの……うふ……はは、あはははっ」
 急に笑い出した紫乃にぞっとする。気がふれてしまったのではないか? と。
「しっかりおし!」
「私、人、二人も殺しちゃったぁ。あははっ」
 川沿いの先、松並木の向こうが赤いのは、まさか。抱き締めて頭を撫でる。とにかく、落ち着かせなければならない。
「いいから。与兵衛さんとこに帰ろ」
 心が壊れてしまったのではないかと、怖くてたまらなかった。長着を脱いで紫乃に羽織らせ、お理津は下衣一枚となって紫乃の手を引く。
「私、もう大丈夫だよ? 男の人とだって、寝れるんだよ?」
「あんた、まさか……」
「私、もう子供じゃないよ?」
 ぶつけ処のない憤りがお理津を襲った。こんな事になるのなら、紫乃を一人にするんじゃなかった。
「だから、私、もう誰にも苦労かけないから……」
「馬鹿だよ……馬鹿だよあんたは!」
「別に私、好きじゃない人にされても平気だよ。だって、こんなに気持ちよくって、全部忘れられて」
 お理津は昔の自分を思い出させられた。十四の夏、彼女は引き取られた先の叔父に犯され、その時に心が死んだ。丁度、こんな風に。

 やがて与兵衛の住む長屋に着くと、部屋から灯りが漏れていた。ぴしゃり、と、傘を貼る音がする。
「おお、帰ったか……って、どうしたんだその格好は!」
「何でもないよ」
 二人のただならぬ姿を見て驚き、手を止めた与兵衛。しかしお理津はそれ以上何も言わず、大ダライを用意して水を汲みに行った。やがて井戸から戻ると桶からタライに水を移し、紫乃と二人、行水をするため裸になる。紫乃は股間から、お理津は背中からそれぞれ血を滲ませており、唖然とする与兵衛。
「お前たち……」
 紫乃を腰まで水に浸からせ、膣の中を洗ってやる。
「痛いかい?」
「ちょっとヒリヒリするけど、平気」
 水の中で指を差し入れると、まだ残っていた精汁が水に溶け出す。
「んっ……」
 奥の方を掻き回すように濯ぐと、紫乃は吐息を洩らしてお理津に抱き付いた。
「こら。感じてんじゃないよ、この娘は」
「……だって」
 体はまだ敏感なままだった。タライの水が仄かに赤く染まる。
「さ、今度はあんたが私の背中を洗っておくれ」
 背を向けるお理津。擦り傷に砂が付着し、土で汚れている。
「実は私、見てたんです。お理津さんが河原で男の人としてたの」
 振り向こうとしたお理津は、傷に水が沁みて動きを止める。顔が赤い。
「……こ、ここで待ってなって言ったじゃないか」
「一人でじっとしてるのが嫌だったから……」
 静かな水音が狭い部屋に響く。与兵衛は何も言えず、目のやり場にも窮し、ただ無言の背中を向けているのみ。手が止まっている所を見るに、話は聞いているようである。
「でも、あんな所であんなにされてるの見ちゃって、私震えてばかりで何も出来なくって」
「痛っ」
 紫乃は優しく傷口に触れ、そのみみず腫をなぞらえた。
「怖かったけど、でもあの時のお理津さん、すごく綺麗だった。あの時私、やっぱり姉さんみたいになりたいって思ったの」
 やがて指を前に這わし、背後から胸をまさぐる。
「だから駄目だって。私みたいに……んっ」
「姉さんが教えてくれたんじゃない。こういうこと」
 確かに。紫乃を目覚めさせてしまったのは自分かも知れない。
「また昼間みたいに……して」
「い、今は与兵衛さんが……」
 やはり紫乃は壊れてしまったのかも知れない。そう、お理津は感じずには居られなかった。
「与兵衛さん……」
 紫乃の声にびくり、と、丸まった背中が揺れる。
「お理津姉さんはね、与兵衛さんに抱かれたがってるんだよ。本当は与兵衛さんと、したくてしょうがないんだ」
「なっ!」
「ば、馬鹿! 何言い出すんだよこの娘は!」
 背中に貼り付き、右手で胸を、左手で股間をまさぐる紫乃。お理津の顔は紅潮し目を潤ませていた。ちらりと覗き見る与兵衛の顔もまた、赤い。
「ひとをからかうでない」
 お理津と目が合い下を向く与兵衛。確かにお理津は彼を誘惑したりもするが、半分本気で後の半分は冗談めかしており、彼もまた照れているのか、はぐらかしてばかり。だが彼のそんな生真面目な面にも彼女は惹かれていた。
「お理津姉さんのこと、嫌い?」
「いや、その……なんだ。こういうものには順序という物があってだな。い、色々と難しいのだ」
 不思議な関係であった。与兵衛を寄り木としながらも体の関係は無い。
「与兵衛さんがしないんなら、私がしちゃうよ?」
 そう言って紫乃は前に廻り、タライの中で正座するお理津の膝に跨がって唇を重ね合わせる。
「んっ」
 紫乃の指がお理津の中へと入ってゆく。彼女の視線の先には与兵衛。彼の視線もまたお理津へと注がれ、交差している。彼に見られている、そう思うだけで体の芯が熱くなる。
 紫乃は腰を前後させ、お理津の腿に尻を擦り付けながら彼女の乳首を吸い上げた。タライの水が波打ち、土間へと溢れる。
「紫乃ちゃん。何が……あったの?」
「んんっ」
 それには答えず、俯きながら肩を竦めて下半身は淫ら。震えながら押し付けられる熱い粘膜を、お理津は膝に感じていた。この娘の本性は自分以上に助平なのかも知れない。お理津は腕で、その背中を包んだ。結っていない紫乃の黒髪が吐息に揺れる。
「お前たち、そんな所でじゃれ合っていたら体冷やすぞ。さっさと上がれ」
 二人は顔を見合わせて含み笑いを浮かべた。タライから上がり手拭いで互いの体を拭く。
「与兵衛さんも一緒に、じゃれ合わないかい?」
「人をからかうな」
 与兵衛は立ち上がり乾いた傘を片付けて二人分の床を敷いた。布団は二枚しか無い。そして台所から酒器を持ち出し、そのまま畳の上へとごろり寝転び、手酌で晩酌。土間に向かって立て肘をつき、床の上の二人に背を向ける。
「ふむ……」
 酔えない。すでに子の刻を回るが、眠くもない。菜種油が勿体無いとも思うが、悶々として眠れないのだ。酒で誤魔化そうにも、淫靡な空気は消せなかった。
「お理津よ。俺は仕官する事に決めたぞ。先ほど久間に口利きを恃んで来た」
「え?」
「俸禄と傘貼りだけでは、どうにも食えんからな」
 無論、紫乃を食わせる腹づもりでの事。仕官して役柄を得れば、内職よりも多少は食い扶持の足しにはなる。
「あんた、朝起きれんのかい?」
「馬鹿にするな。やろうと思えばやれる。やろうとしなかっただけだ」
 紫乃はこの時、久間の名前に戦慄した。依然身を忍ばせる境遇なのである。お理津はその様子に気付き、無言で彼女の頭を撫でた。しがみつく紫乃。
「ありがとう。与兵衛さん」
 お理津は横向きの背中に言った。
「ふん、別に礼を言われる筋合いはない」
 ちびちびと杯を重ねる。しかし、与兵衛下半身は困った事になったまま。
「それはそうとお前たち、その……よくも女同士でまぐわえるな」
 首を捻って視線だけを二人に向け、言った。床の上では二人が裸のままで抱き合っている。
「いいじゃないか、気持ちいい事したって。そもそもあんたが……抱いてくれないのがいけないのさ」
 悪戯っぽく言ったつもりだった。しかしお理津の顔は真っ赤である。
「お、俺のせいにするな」
「女は嫌いかい? もしかして、男色なのかい?」
「違っ……俺だって女は好きさ」
「なら、あたしの事が……嫌いなのかい?」
「いや、そうでは無くてだな、その、武士として……」
「もぅ、堅っ苦しいお人だよう。おまけに面倒臭いときてる」
「なっ」
 お理津は這うようにして与兵衛に近づき、懐に手を差し入れる。
「でも、そんな所に惚れちまってんだ……」
 固まる与兵衛。その唇は強引に塞がれた。手探りで帯を解かれると、苦しげに脹らみきった下帯が露となる。
「あら! すっかり元気じゃないか」
「うるさい」
 お理津ははち切れんばかりのそれを解き放った。隆々とそそり立ち脈打つ与兵衛を目の当たりにして、彼女の心の臓も高鳴る。
「すごいよ紫乃ちゃん、見てごらんなよ」
 恐る恐る近づく紫乃。
「こんな立派なもん見たの初めてだよ」
 ふと、行灯が消された。たまらず息を吹きかけたのは与兵衛。暗転した畳の上で、お理津は紫乃の手を取る。光とともに音も消えた中で、四つの手が与兵衛の股間を這い回る。

※元投稿はこちら >>
21/02/19 07:01 (iBTcA.Ti)
  • 新着投稿
  • 動画投稿
  • 体験談
  • 官能小説
  • 人気投稿
  • >> 更に表示する
    茨○、水○道のロード○ー○にて-露出実行報告 11:15
    本日14時ごろ鶯で複数P-関東/生見せカ... 11:13
    汗だく💦💦-男の娘・女装・ニューハーフ ... 11:13
    金曜日お昼日本橋で複数-関西・近畿/生見... 11:07
    金曜日お昼、日本橋で-寝取られ掲示板/関... 11:02
    魔法-寝取られ掲示板/北海道 10:49
    これから真珠九-関東/生見せカップル 10:48
    10/13(日)12:00〜祭珠氏東部で... 10:47
    ゆりオニにーします今から-オナニー実況 10:47
    舅と映画館-義家族との体験 10:45
    初めての経験-SM調教体験告白 10:44
    明日の午前中亜紀羽原から植野辺りで-関東... 10:39
    どうかな-露出画像掲示板 - 画像見せたい女 10:31
    おはようございます-関西・近畿/生見せカ... 10:30
    平日に・・・-関西・近畿/生見せカップル 10:28
    お仕事休憩中…!-露出動画掲示板 - 動... 10:26
    妊婦-犯され願望 10:24
    (無題)-イメプレ 10:20
    札幌・小樽・苫小牧近郊でリンパドレナージ... 10:19
    おまんこペットとして飼っています-SM調... 10:14
    妻が妊娠-義家族との体験 10:08
    11日の20時以降でめちゃかわいい彼女の... 10:01
    変態マゾ人妻 リリ-露出画像掲示板 - ... 09:49
    本日10日-関西・近畿/生見せカップル 09:42
    (無題)-下着を置く女/関東 09:29
    お留守番-露出画像掲示板 - 画像見せたい女 09:28
    55歳-露出画像掲示板 - 画像見せたい女 09:24
    千葉北西部、日曜日夜 4P or リンカ... 09:22
    あ-エロイプ掲示板 09:11
    今からおふろー!-露出画像掲示板 - 画... 09:09
    【プロフ動画】今度は私が四つん這いになり、肉棒を後ろに向けてしゃぶらせた。なんとなく変態... ID:redeyen
    【タイムライン】スタンドでオイル交換待ち今日はお休みだから♡ 投稿者:のん
    近親相姦
    露出
    人妻・寝取られ
    SM調教
    同性愛
    オナニー
    エッチな話
    フェチ
    レイプ
    スクール
    マッサージ
    ナンパ
    風俗
    官能小説
    エロ体験談
    動画
    画像
    音声
    エロ活
    SNS
    総合ナビ
    北海道
    東北
    関東
    北陸・甲信越
    東海
    近畿
    中国
    四国
    九州・沖縄

    ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられてます。 ナンネットからのお願い

    ナンネット総合ナビ
    IDサービス
    SNSコミュニティ
    掲示板総合トップ
    多人数チャット
    広告を消すには
    初めての方へ
    サポート・お問い合わせ
    メルマガ
    公式Xアカウント
    ©ナンネット All rights reserved.