駅前のコインパーキングに着いた。
「あのうお願いが、あります。
徹志さんは、車運転できますか?」
「はい、どの車ですか?」
「あのシルバーの。」
なんと最近コマーシャルしている最新のシルバーの車だった。
これって高そうですよ。
あのおじいちゃんには、似合わない。
エンジンスタートして駐車場を出た。
ハザードランプ点滅させて準備する。
美穂さんは、「徹志さんは車の運転が、上手いですね。」
「何で('_'?)」
「私入れる時に、なかなかできなくてね。
ちょうど若いアベックが、出る所だった。
彼女が、見かねて彼氏に頼んでくれた。
若いカップルが、入れてくれたんですよ(ノ_・、)
その人も、数回切り返ししていました。
徹志さんは、1回出れるなんて凄い。」
「あっ、僕の免許証見せておきます。」って渡す。
「私と同じ金色ですね(*´∀`*)
主人は、青いんです。」
「それは、違反したんじゃない?」
「主人の運転怖いんですよ(ノ_・、)
すごくスピード出すんですよ。
私の好みの車なのに、たまにしか運転させてくれない。」ってすこし怒っていた。
おそらく旦那さんは、もたもたしている奥さんの運転は、我慢できないんだ。
「わかりました、僕は安全運転しましょう。
先ずは、帰りましょう。」ってナビゲーションを確認していました。
ちらりと横を見た。
「発車するので、シートベルトをしてくださいね。」
「あれぇΣ(ノд<)ロックされませんよ。」
どれどれと美穂さんの膝に頬をのせた。
デニム短パンに、ストッキングと活発な服装でした。
黒いストッキングに、ドキドキでした。
「きやぁ。」って驚き嫌がる。
「徹志さんって、大胆ですぅ(。>д<)」
「あっ、失礼しました。」って、一端車を降りて助手席に回った。
助手席のベルトは、使った形跡無しか?
新車なので硬い。
ロックして自宅に向かった。
無事夫婦のマンションの駐車場の指定に車を停めた。
駐車場からは、指紋認証の最新のセキュリティのドアです。
凄い高級マンションだった。
こんなところに住んでる夫婦は、もしかしたら凄いお金持ちか?
エレベーターは、最上階まで登った。
やはりおじいちゃんが、オーナーさんなんだ。
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