「翔は、車の運転できる?」
「はい、大型2種免許です。」
「わぁ~あ、バスまでもすご。
だったら離れた場所で、ショッピングからね。
先ずレンタカーを借りに行きましょう。」
って腕組されてぐいぐい引かれていきました。
翔子さんは、おそらく30才後半?
僕とは一回り上のお姉さんかなぁ?
怪しいカップルの雰囲気です。
「翔に合わせ私も、少し若作りの服を買ってね
(*´∀`)」ってウキウキです。
旦那さんには、どんな話を聞いているのか?
聞けないけれども、すっかり恋人の雰囲気です。
「ここは、娘とよく来たお店です。
娘も嫁に行ったから久しぶりか?」
「あらぁ、翔子さん久しぶり元気だった?」
「〇〇さんぁ、店長になったんだ( ゚ェ゚)」
「娘さんと同い年ですよ、もうおばさんだもん。」
って馴染みのお店らしい。
「今日は、息子さんとお買い物?」
「いやぁ、旦那よ(*´∀`)」
「ええ~ぇ。((゚□゚;))凄い年下、失礼しました。」
「だから私も、若作りしたくてコーディネーターをお願いできる?」
「あっ、はい。」って自慢気でした。
「こちらだと上品かと?」
「これから、ディズニーだから動きやすいの?」
って遊園地に行く計画らしい。
「翔子さんが、ここまでだと旦那さんも、スーツでない方が良いでしょうねぇ?」
「うちのも、お願いできる?」
「当店は、レディースだからぁ(>д<*)
ちょっと待ってね。」
「店長お呼びですか?」
「あなたのお店で、奥様のカットとメイクアップしてくれる。
あと彼のお店で、この方の服を彼氏にコーディネーターさせられる?」
「はい喜んで、彼も喜ぶと思います。
〇〇お客様向かえに来てくれる。」って電話してくれた。
男性が、向かえに来てくれた。
「〇〇さんこれからおふたりは、ディズニーに行くので、動きやすい服にコーディネーターお願いできる?」
「かしこまりました。
奥様の写真を撮らせてください。
はい、それではご案内致します。」
「あっ、翔と離れちゃう(泣)」
「奥様大丈夫です。
私のカットとメイクの時の雰囲気の変化は、連絡取り合います。
その時におふたりは、あ話できる。
私達に任せてください。」って美容師さんの心使いもうまい。
「奥様のイメチェンは、こんな感じだよ。」って画像送信した。
「了解、こちらはこんな感じの服になる。」
って、頻繁に連絡していた。
会話する余裕は、なかった。
「お客様着ていたスーツは、こちらの袋に入れました。」
「あのぅ、お代の方は?」
「美容室に、この代金を連絡済みです。
奥様が、お支払しました。
後は店舗同士で調整しますのでご安心ください。
変身した奥様を、お迎えに行きましょう。」
って、美容室に行った。
「旦那様も、少しカットとセットさせてください。
数分です。」って言われる。
女性ふたりがかりで、「しゃきしゃき」ってあっという間終わる。
「奥様お待たせしました。」って対面した。
逢った時には、普通のおばさんが若い女性にガラリと変身している((゚□゚;))
年齢差を感じない。
20代の若夫婦に、大変身だった。
思わず「翔子さん綺麗だぁ。」って呟く。
「翔、もうみんなの前なのにぃ。(*´∀`*)ポッ」
「翔子さんの娘さんと彼の夫婦ですね
(*´∀`)
さすが最強のスタッフね。
翔子さん楽しんできなさい。」って背中を押されている。
僕の胸に甘えてきた。
「本日は、お買い上げありがとうございました。」
って3人にお礼を言われる。
代金は翔子さんが、カードで全て払った。
かなりの高額料金だと思う。
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