「ああん、美咲、いい~」
「あん、ノン、素敵~」ノンこと相田範子医師と美咲はベッドでお互いの花弁を擦り合わせ腰をくねらせていた。二人の花弁からは大量の愛液が流れ出し、ネチャネチャと淫靡な音がとメスの香りで部屋が満たされていた
「いく、美咲、ああ~」
「ノン、ああ、ああ~」二人は絶頂を迎えた。もう2時間で5度目のエクスタシーだ。
「美咲、おいで」相田医師が美咲を抱き寄せた
「今夜はこれくらいにしこう。君の話の続きはまた今度聞かせて」
「うん、また会ってくれるの」
「もちろんだよ」二人は激しく舌を絡めた
「わたしは男性はひとりしか知らない、でも女性は君が20人目だ」
「ノン、ったらエッチなのね。わたしは男性はひとり、女性はあなたが初めて」美咲が女医に頬を摺り寄せる。
「君の初めての相手になれたなんて光栄だよ」
「ねえ、もっと抱いて」女性でありながら優しく包んでくれる温かさを相田範子に感じた美咲はさらに覆いかぶさって行った。
「送っていくよ」翌朝の土曜日黒の革のパンツにグリーンのサマーセーターをざっくりと着こなした範子は美咲の手を取った。
「お願いします」対する美咲は花柄のワンピース姿だ
範子の運転する黒の高級セダンが内藤家に着いたのは日がだいぶ高くなってからだった
「お姉ちゃんおかえり~」奥から辰徳が走ってくる。8歳の少年は満面に笑みを浮かべて姉を迎えに来た。だがその後ろの人影に気づき
「お姉ちゃんの彼氏?」と無邪気に尋ねた
「えっ」美咲と範子は顔を見合わせて吹き出した
「たっくん、お姉ちゃんのお友達のお姉さんよ」遅れてきた久美子が息子の発言を訂正した
「そうなの、カッコいいから彼氏かと思ったよ」屈託のない笑顔に範子の心が和み、思わず少年の頭を撫でた
「相田範子よ、これでもお医者さんなんだから、お注射しちゃうぞ~」膝を折り、少年の目線に合わせる
「僕、内藤辰徳」
「いい子ね~」少年のおでこに自分のおでこを合わせる範子
「美咲がお世話になっています」久美子が挨拶をしながら辰徳を範子から引き離すのを美咲は見逃さなかった
「お姉ちゃん、テレビに出てる人に似てる」無邪気な辰徳が言うと
「本〇翼に似てるってナースの間でも評判ですよ」美咲が思わず笑顔になった
「ほんと、どうりで素敵だと思ったわ」久美子が大げさに反応した
「向こうがわたしに寄せてるみたい」
「先生診察したことあるの?」美咲の問いに範子はさばさばと答えた
「無いよ」笑いだす大人たちに合わせて辰徳も笑いだした。8歳の辰徳と女医ノンこと相田範子の出会いであった
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