【隣の女 サイド】
テーブルの上に一枚の紙がある。
仕事から帰宅しポストを開けると裸の女がプリントされた紙が、一枚入っていた。顔は見えないが見慣れた部屋から、裸の女は私であるのが明白である。「投稿、動画の拡散」と書かれた脅迫内容にいつ盗撮されたのかと考える余裕もなく恐怖で頭を抱えてしまう 。指示されたアドレスを入力すると、露出サイトのHP画面が表示された。多くの女性のショーツ姿、裸が目につく、そこに私が加わり見知らぬ人達に視られることを考えると耐えきれず嗚咽を漏らした。
期限まで友人に相談もできず、顔が判る動画の件は嘘かもしれないので無視を徹すべきと葛藤した。恐怖が勝り期限の3日目に私が穿いているピンクのショーツ姿をスマホで撮り、自慰女の投稿名で投稿した。恥ずかしかったが顔は見えないので気持ち的に助かった。投稿してから間もなくして、数多くのリクエストのレスがあったが、盗撮男からの『~自慰を覗いたこと』に引っ掛かり、その男のリクエストには応えた。指示された通り私が穿いている前と後ろのショーツ姿を投稿し、今日はこれで終わりと油断していると盗撮男からの『裏側~ありのまま』と目を覆いたくなる指示が書き込まれていた。只でさえ顔は見せないもののショーツ姿を見せるのは恥ずかしく抵抗があるのだ。
その日はトイレの数も普段より減らしパンティを汚さないようにして過ごした。入浴前にパンティを脱ぎ裏返してみる。黄色の染みが付いていた。恥ずかしく汚れを取ろうと考えたが、ありのままを指示しているのでなにもせずスマホで撮り投稿した。
※元投稿はこちら >>