ノンジャンル 官能小説

えーと、地下10階の99号室か。えらく広いなあ。この階だけでいくつの部屋があるんだろ。ああ、ここだ！ドン、ドン！(扉をノックする音)

はーい！お待ちしてました！

ああ、よろしくね！あれ？やっぱり、見たことあるな。もしかして、元グラビアアイドルの○○○○ちゃん？

あ、そうです！わかっちゃいましたか？

えー、でも、なんでこんなところで働いてるの？テレビ局から引っ張りだこだったでしょ？

ええ、確かに、たくさんのお仕事に恵まれた時もあったんですけど。お客さん、○○○○ちゃん、知ってますか？

ああ、知ってるよ！

実は、あの娘と私って、キャラが被るみたいで。私はそんな意識はないんですけど、彼女の方が若いもんだから、私の人気が下がってきて。あと、彼女の事務所、○○プロでしょ？私の事務所って、ぶっちゃけて言うと力はあまり無くて。それもあって私の仕事が無くなって来て。しかも、コロナで、全く仕事が無くなって。もう、副業せざるを得なくなって。うわさでは、枕営業している女性芸能人がいるって言われてるけど、私は本当だと思う。食べていかないといけないから。

マジかよ。



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