レバニラを食べに、、いや、彼に会いに行ったのは二週間後だった。
服とか化粧、髪型も難しいんだよね。
気合いを入れ過ぎてもダメ、だからといって緩すぎてもダメ。
何つってもレバニラだしなぁ・・。
実は・・内臓系、苦手なの・・。
だが、あたしの価値観は逆転する。
コペルニクス的な転回ってかぁ?
「う、美味い!」
しまった。
『美味しい』って言えば良かった。
だが、これは何なのだ。
・・生臭くない・・。
・・ぷりぷり、だ。
生き物、食ってるぞ、って感じ・・。
対照的にホッとしてる感、満載の彼。
ああ。
・・気ぃ使わせてる、、な。
でもポイントが微妙にズレてる。
・・だから逆に誠意が感じられる。
ずぶずぶと・・あたしは不倫という泥沼に嵌まっていく。
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