タクヤとユキは、大学時代に知り合った。同学部、同学科のためいくつかの授業で一緒になることはあったが、特に接点はなくお互いの存在を認識しているかも分からない感じだった。
タクヤは運動部に所属していて試合等で授業を休むことがままあり、ある日、休んだ時のノートを写させてもらおうと、近くに座っていた女の子に声をかけた。それがユキだった。
ユキは、美人というわけではないけれど、身長150cmと小柄でセミロングの黒髪が似合う可愛らしい女の子だった。
突然声をかけたことに驚いていたが、快く応じてくれた。根が真面目なのが伝わってくるような、丁寧にまとめられたノートに驚き、「助かりました。ありがとうございます。」とお礼をいい、またお願いしますと伝えた。
度々、声をかけるうちに、色々話してどんどん仲良くなっていった。タクヤは、快活で行動的なユキにどんどん惹かれていき、ノートのお礼を兼ねて食事を一緒にするようになっていた何度目かに告白した。
ユキは驚いていたが、快く応じてくれた。「初めて声をかけたときと反応が同じだよ~」と言って二人で笑った。
ユキは意外にも異性と付き合うのは初めてだった。そういうタクヤも初めてで、お互い初めての彼氏彼女という状況を楽しんだ。初めてのキス、初めてのSEX。好きな人と一緒にいること、愛し合うことがこんなにも幸せなことなのかと溺れていた。かといって、変わったことをするわけでもなく普通に体を合わせていた。初めてフェラをするときも、ユキは拒否反応を示し、おそるおそるって感じだった。それくらいウブだった。
恋愛には溺れたが、学業をおろそかにすることはなく、ユキは夢だった教師になり中学校に赴任、タクヤは競技を続けながら働ける融通のきく会社に就職した。
喧嘩はするけれど、特に不満もなく楽しく二人でいる時間を過ごしていた。学生の頃のように頻繁に会うことはできなかったけど、その分会える日が楽しみだった。身長の低いユキが先生になって大丈夫かな?と心配だったが、生徒になめられることもなく、時には友達のように接し、時には厳しく接し、慕われているようだった。真面目で快活な性格が先生に合っていたのだろう、自分より年上のはずの親からもよく相談を受けたりと、頼りにされているようだった。
そんな充実していたある日、タクヤが何気なく発した一言で二人に変化が起こった。ユキは自分の恥ずかしい行いに興奮し、いけないことをしてると思う気持ちが余計に感情を昂らせた。タクヤはユキがこんなに淫れることに驚きはしたが、その姿にいっそう愛しさがこみ上げ興奮した。新たな快感が二人を襲い、貪欲に求めあった。
それ以降、二人は時々変わったプレイを楽しむようになっていた。
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