マンションを出たユキは、階段のある裏道を通る。
高台にたっているマンションは、車だと大回りしないといけないが、歩きだと階段で下の道に降りることができる。この道、駅と逆方向がどこに続いているのかわからないけれど、家もないし車もほとんど通らない。途中、電車が上を通るトンネルをくぐるひとけのない道で夜は一人で歩くのは怖いぐらい。大通りまで5分ほど、人に会わないのは今日のユキには都合がよかった。
コツコツと音を立てて、調子よく歩いていたユキだが、下半身がスースーして下着をつけていないことを意識させられる。そして、タクヤの声が頭の中でよみがえる。
「ユキそんな格好で外歩くんだ、いやらしい、、、」
あぁ、、私、はしたないこと、、、、
ほんとにパンツはかずに外歩いてる、、、、
恥ずかしさと共にわいてくる感情、下半身がうずいてきているのを感じる。
このまま、人がいるところ歩くんだ。。。
大丈夫かな。。。
不安になりながら、歩みを進め、大通りに達する。ここはまだ歩いている人は滅多にいない。車はひっきりなしに通るけど。
大丈夫、誰もわからない。
言い聞かせながら歩く。
五分も歩くと人通りが増えてきた。
あぁ、、、大丈夫かな、、、はずかしい、、、
後ろからも人がくる。歩くペースが上がるユキ。
大丈夫、いつも通り、、、
駅が近付いてくると、やはりいつもより人が多く賑わいが感じられる。
あぁ、、こんなに人が、、、見られてないかな、、、
考えないようにしても考えてしまう。
みんないるのに、人いっぱいいるのにスカートの中恥ずかしい格好、、、はしたない格好で歩いてる、、、
ぁあ、、、
はっきりと、興奮してきていることを認識する。
ダメ、ちがう、、、
平静を装い歩き続ける。
駅につくとやはり人が多い。
大丈夫、、、大丈夫だから、、、
改札を通り、ホームに向かう階段を前にする。普段ならなんとも思わない階段。けど、今日は一瞬戸惑う。
見えないかな?パンツはいてないのばれないかな、、、
躊躇がばれないように、なるべくいつも通り上っていく。別に見られているわけでもないのに視線を感じる。
ぁあ、、、だめ、、、見ないで、、、ユキのはしたない姿見ちゃいや、、、
ユキは、下半身が熱をもって濡れてきていると感じる。
ぁ、、、そんな、、、こんなところで、、、人いっぱいいるのに、、、
なんとか上り、後ろに人が立てないように壁際で電車を待つ。
ぁあ、、濡れてるかも、、、昼間の人がいっぱいいるとこではしたない格好して、おまんこ濡らしてる、、、私、、、
ユキは、落ち着かせようとタクヤにメールする。
「タクヤ、駅に着いたよ!
今電車待ってる。
大丈夫かな?見えてないかな?心配だよ~」
すぐに返信が来た。
「大丈夫だよ。普通にしてれば絶対わかんないよ。
けど、なかには、あれ?あの子パンツはいてる?って
じろじろ見てるかもよ~あの女すげーって。
ほら、後ろの男とか(笑)」
思わず後ろを確認しそうになる。
ぁあ、、、みられてる、、、
「後ろ壁だから!もう、、、
けど、心配になってくるよ。そういうこと言わないでよ」
なるべく普段通り、返信する。
「ごめん、ごめん。心配しなくて大丈夫だよ。わかるわけないって」
「ん。電車来たから乗るね~」
気持ちを落ち着かせようとしたのに、逆効果になってしまう。
最後に電車に乗るとドアに背をつけて立った。見えないところからの視線をなくすように。
満員電車ではないが、立っている人が少しいるなくらいの混雑度合いだった。
みんなこっち見ないで、、、
ユキの方を向いている人みんなが見ている錯覚を起こす。
ぁあ、、、みられてる、、、いやらしい私みないで、、、
下半身のうずきが大きくなっている。
人いっぱいの電車の中で、、、早く着いて。。。
愛液が垂れないか心配になってくる。
「どう?大丈夫でしょ?」
タクヤからメールが届く。
「うん、大丈夫。いつも通りだよ」
嘘をつく。外見はいつも通りだけど、頭の中と体はおかしくなりそうだった。
「そうでしょ。もう家まで少しだし平気だよ」
「うん、そうだね」
こんなの、タクヤには言えない、、、
わたし、、、
やっと、ユキの降りる駅に着いた。
降りた人は数人だったことと、小さい駅で階段もなくスロープを少し降りる感じなのは救いだった。
家まで10分、、、
頭の中は、自分のはしたなさと感情がぐるぐると回る。
ぁあ、、、私、、、どうしちゃったの、、、
こんな格好で出歩いて、、、興奮した、、、?
ち、ちがう、、、そんなことない、、、
誰かに見られたかな、、、ノーパンでいたこと分かった人いたかな、、、
みんな、こっち見てた、、、
はしたない私、、、
ぁあ、、、ちがう、、、
私はそんなんじゃ、、、
家につくまで車はそれなりに通っていたし何人かとはすれ違ったけど、そんなの目に入らなかった。
鍵をあけ、部屋にはいる。
まず、タクヤにメールした。
「家に着いたよ!大丈夫だった。
タクヤがんばってね~」
また、嘘をつく。
ああ、私、、、、
昨日の朝カーテンを開けて出ていたのでカーテンをしめる。
そして、スカートを下ろした。
パンツをはいていない下半身が露になる。
ああ、、、私ほんとにこんな格好で、、、
いや、、、
手をあてがう。
垂れてることはなかったものの、驚くほど濡れている。
ああ、、、こんなに、、、おまんこ、こんなに濡らしちゃった、、、あんなにいっぱい人いるとこで、、、こんなに、、、、
ユキは興奮が止まらなくなっていた、、、
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