土曜の朝、18歳の私はいつもの公園にいた。約束より10分早い。
「お兄ちゃ~ん」まいかの声が聞こえた。声の方向を見ると小型SUVに乗った真紀子の姿があった。
「おはよう、早く来ちゃった」微笑む真紀子は女神のように美しかった
「おはよう」車に近づくと後方のチャイルドシートに座っているまいかが手を振った
「後ろに乗ってください、まいかが寂しがるんで」その言葉に従い、私は後部座席に乗り込んだ。
「よろしくおねがいします」
「こちらこそよろしくおねがいします」車は走り出した
「安全運転で行きますね」運転席に真紀子、その後ろに私、その横にまいかが座っている。
「お兄ちゃん」まいかが手を握ってきた。
「まいか嬉しそう」真紀子の顔を見たくて私は身を乗り出した。目に飛び込んできたのは白くて細い、真紀子の太もも、そしてノールリーブから伸びる細く白い腕、そしていつものように美しい横顔だった
「敬之君、危ないわよ」
「ごめん、真紀子さんのこと見たくて」
「もう、いつもと変わらないでしょう」
「いえ、とっても素敵です。脚長いんですね。それに横顔、美しすぎる」
「もう、褒めても何も出ないわよ」
「ご褒美にもっと脚見てていいですか?」
「もう、まいかを見ててほしいの」
「そうでした、ないかちゃん、君はいつもママと一緒にいれていいね~」
「今日はずっと一緒よ、敬之君」美しい人妻意味深な言葉に私はしばし言葉を失った
「そろそろ高速に入るね」
「はい」
「まいかが退屈しないようにお歌かけるけどいい?」
「どうぞ、けっこう子供向けの曲好きなんで」
「それじゃ」アン〇ンマンの曲が流れてきた
「ともだちさ~」まいかは無邪気顔で一緒に曲を歌っている
「そろそろ休憩しよう」車はサービスエリアで停まった。先に用をたして車に戻った私、遠くからまいかの声がした
「ソフトクリーム買ったの、まいか抱っこしてるから1個しか買えなかった」ミニスカートのとても眩しかった
「もう、脚ばっかり見てる」
「見るなって言うのが酷ですよ」
「もう、まいか、お兄ちゃんに乗せてもらって」まいかをチャイルドシートに固定している間、真紀子がソフトクリームを食べていた
「はい、敬之君」ソフトクリームを私に渡す真紀子
「食べないの?」
「いや、いただきます」私は幸せにひたりながらソフトクリームを口にした
「まいかも~」私はまいかに食べさせ、また一口食べた、
「わたしにも~」真紀子が可愛い声で言った。私たちは誰が見ても幸せなヤングファミリーを演じていた。
「わたしね、一応モデルやってた時期があって、脚には自信があったの」まいかがチャイルドシートで眠ると真紀子は自分のことを語り始めた
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