舞香のマンションに着き、車をおくと、私の車にの助手席に乗り込んできた。
「やっと二人きりになれた~」
「30分くらいだったろ、離れてたの」
「すごく長く感じたの。ノン様と離れたくないな~」
「可愛いこと言ってくれるね」私はエンジンをかけた
「あっ、きょうこから着信、出てもいいですか?」
「ああ」
「もしも~し」きょうこが電話口でモノマネを披露した。
「全然似てない」舞香はクールに言い放つと、一転すぐに吹き出した
「姉さんやけにテンション高いじゃん」
「そうかな」
「さては、パパと一緒にいるでしょ~」
「ばれた!?」
「もう、パパに代わって」
「大丈夫、スピーカーにしてる」
「パパ、おじさんなんだから、少しおさえてくれないと、EDになったら困るからね~」
「相変わらずだな」私は苦笑した
「そうだ、姉さん、電話したのは、あたしたち停戦協定結ばない?」
「停戦って、わたしたち戦争してた?」舞香は楽しそうに言った
「激しい戦争の真っ最中でしょ、田川敬之争奪戦!」
「そうね、でどんな条件?」
「あのね、パパをシェアするの。週末3人であって、デートしてエッチも見せ合いっこするの」
「おいおい、穏やかじゃないな」私は運転しながら言った
「パパ、ピチピチJKとムチムチOLを同時に楽しめるんだよ、最高じゃん!」
「まあ、おっしゃる通りです」
「ふふ、ノン様嬉しそう」
「ゲェ、姉さんノン様とか呼んでるの、まじ引くわ~」
「あなたのパパもどうかと思うわよ」
「ああ~、言ったな~、おっと、停戦協定だ。ちょっと考えておいて、これ以上じゃましないから、二人の楽しいデートを」
「気が利くのね」
「ええ、エッチは無しでしょ、昨夜からお昼までに空っぽにしておいたから、パパのタマタマ」
「もう、褒めてそんした~」
「姉さんからかうの楽しい、それじゃ楽しんでね」電話が切れた
「もう、きょうこったら」
「君たち仲いいね」私は微笑んだ。
「そんなこと…、でもあんな妹がいたら楽しいなって、わたし弟がひとりいるんですけど、母親が違うから、どことなくよそよそしくて」
「私なんかに話してもいいの?」
「ええ、ノン様には隠し事したくないんです。でも嫌われたくはないけど」
「大丈夫、よほどのことでなければ嫌いにならないよ」
「よかった」舞香は私の手を握ってきた
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