「まさと、ママもっと欲しいな」妻の甘えた声がした
「だと思った、わざと早くいったんだ」勝ち怒る16歳の息子の声
「まさと様の意地悪」妻は1匹のメスになっていた
「しゃぶってよ」
「はい、まさと様」
「ママ、そのかっこエロくてすごく好き」
「嬉しい、まさと様、ママはあなたのメス犬です。いっぱい可愛がってください」
「よし、よしいい子だ、おいで、お風呂の中でしよう」
「はい」ふたりの声は聞こえなくなった。
茫然自失で私は寝室の戻った。スマホを取り、舞香にメッセージを送った
「こんばんは、まだ起きてる?」
「起きてますよ、ノンさまのこと考えてました。でもいやらしいことしてませんよ!!」少しほっとした。
「明日、泊りに行っていいかな?」
「ええ、わたしは大歓迎ですけど、ご家庭は大丈夫ですか?」
「大丈夫、それじゃおやすみ」
「おやすみなさい、ああ、それから、会社ではわたしいつもの姿に戻ってますから、びっくりしないでください」
「了解」
姫乃樹舞香、入社した時、
「わたし思いっきり名前負けしてるんですよね~」その言葉だけが印象に残っている、大きな黒縁丸メガネでおさげ髪の女性、10年間同じ部署で働いていながら女性として意識したことは無かった。でも今では最もかけがえのない人になっていた。
彼女の姿を思い浮かべながら、私は眠りに着いた。
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