金曜日
倉庫に重い荷物を取りに行きたいので手伝って欲しいと頼まれた
話しながら倉庫へ
頼まれた荷物を台車に積み終わった時
あかねさんが後ろから抱き着いてきた
「昨日ありがとね」
「いえいえ」
「教えてくれたのは嬉しかったけど、でもね」
「でもね?」
「見すぎ!バレバレです」
「あ~…ごめんなさい」
「見えたのは私の不注意だけど、あんまり見ないで教えてくれるともっと嬉しかったな」
「あかねさんの胸が見えたと思ったらつい、ごめんなさい」
「まぁ君なら良いけどさ」
思いがけない場面でなんか良い感じになってしまった
ここは勝負だ
「あかねさん」
「何?」
「前から抱き締めたいから一度離して」
少し無言の時間が流れ、抱きついていた手が離れた
振り向いてゆっくり抱き締めた
ちょうど胸のあたりにあかねさんの頭がある
普段ではありえない場所で、ありえない状況になっている
仕事中、会社の中、いい匂い、細い腰、昨日眺めた胸の感触
そりゃ興奮しますし、勃ちますよ
「ん~?」
「ごめん」
「私でも反応するんだね」
「そりゃしますよ当然、なんならこの先もしたい」
「流石にダメです」
「分かってます、我慢するから大丈夫」
「…明日の買い物の時に続きをしよう…」
「…分かった」
元々明日の土曜日に買い物に行く約束をしていた
離れるのは非常に心苦しかったが、他の社員に怪しまれるのも何なのでイヤイヤながら事務所に戻る事に
席に戻って仕事をしていたが思い出してニヤニヤしてしまい、同僚に気持ち悪いと言われた
あかねさんは普段と変わらず仕事をしている、恐ろしい
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