ベッドの脇から倒れ込んだ和子の足はベッドからはみ出ていた。
弘樹はやや興奮した面持ちで、和子の片足を手に取り、ふくらはぎに舌を這わせた。
「うぅ…」と酒臭い息とともに、少し声を上げた和子。
時間があるようで、ない夜。
弘樹の手が和子のパンツのゴムに掛かり、尻の下あたりまで下ろした。
和子の足をベッドに乗せながら、和子を仰向けにひっくり返すついでに、パンツも脱がせた。
両手両足を開いた状態でベッドに寝かせられていた和子の膝を起こし、同級生が生まれてきた所を観察してから、
そこに弘樹の指が軽く触れた。
「うぅ…」
また和子は声を出し、少し膝を閉じようとする仕草を見せた。
その膝を弘樹は手で払うようにすると、和子の片足はカエルのように倒れ、さらに弘樹にそこを露にさせた。
弘樹の顔がそこに近づき、とうとう舌が和子のクリトリスに触れた。
「ふぅ…ん…」
和子は声を上げ、体は素直に反応していたが起きる様子はなかった。
しばらくすると濃い愛液が和子から溢れてきて、そこに弘樹は指を沈めると、和子の腰が軽く動き、
明らかにメスの声を和子が上げた。
弘樹のが、その声に反応するように怒張していった。
『我慢できない…』
弘樹は和子のそこに自分の先端を宛がい、和子のクリトリスと少しこすり合わせてみた。
すると、和子の方がまるで欲しがるかのように、弘樹の方に腰を突き出すような動きを見せた。
そこからは遠慮はいらなかった。
弘樹は念願だった和子と繋がった。
酒臭い息に我慢しながら、和子とキスまでした。
和子の反応は泥酔しながらとはいえ、そこそこあり、弘樹には十分だった。
正常位だけの行為だったが、途中で和子の足をまとめてみたり、色々と変えながら、楽しんでいるうちに、
弘樹はわざと和子の中で果てた。
しばらく和子の体を和子の反応を見ながら弄び、2回目は和子の陰毛に絡ませるようにして放出した。
その後、全裸の和子に布団を掛けて、弘樹も同じ布団に入り全裸のまま寝息を立てた。
翌朝、和子は隣で寝ている弘樹と自分の姿に驚きと動揺を隠せなかった。
記憶にあるのは、若い男に抱かれた事…それは夢の中の出来事だと思っていたが、
体にもしっかりと余韻が残り、それだけでなく息子の同級生という若い男が裸で一緒の布団で寝ている。
「えっ?…えっ?」
少し上ずった声を上げてしまった。
その声に、弘樹が反応したように目を覚ました。
「おはようございます。」
弘樹はそういうと、まだ戸惑いの表情を隠せない、和子に覆いかぶさるようにしたが、
和子は両手で弘樹を跳ねのけた。
「覚えてないんですか?」
あくまでも自分に否がない事を主張するかのような弘樹の声に、和子はさらに動揺した。
経緯を知った和子だが、それは全て弘樹の作り話だった。
弘樹の話では、リビングで和子が飲んでいるときに弘樹が相手をしていた。
ここまでは和子の記憶と一致している。
和子が結構酔ってきたので、弘樹は何度か窘めるように寝室へと連れて行こうとしたが、
言う事を聞いてくれずに、結局、和子はリビングで泥酔した後で、弘樹に支えられて、
寝室へと連れていかれた。
その話を聞いている最中の和子は自らの行いに恥ずかしさと怒りがこみ上げてきて、
顔が赤くなっていた。
寝室に二人で向かった後、和子の方から弘樹を押し倒すように、強引に関係を持ってしまった。
さらに2回目も求めてきて、大変だったとも弘樹は付け加えた。
和子は和子で、旦那が帰ってくるのは、多くても月に1度、それでも夜の夫婦生活をするのが、
年に1回あるかないかで、多少の欲求不満は自覚してたところはあるにせよ…。
そこまで自分が…と思い込むと、今度は顔色が少し青ざめていった。
「もちろんあいつには内緒にしておきますよ。」
弘樹は平然と言ってのけた。
ここまで言い切られてしまうと、本当に弘樹に否がないものと和子は思い、
「ごめんなさい…」と弘樹に謝った。
朝の支度をしなければいけない時間が迫っていた。
何とかベッドから起きて、風呂に入る準備をし始めようとし、早く弘樹を寝室から出したかった和子だが、
弘樹に強引に引き寄せられて、再びベッドに。
キスをされて、胸を弄られながらも、多少の抵抗は見せた和子だったが、
「今日、あいつは部活ですよね?俺は部活がないんで…」
和子はその言葉に頭を横に振ったが、
「別にあいつに言っても良いんですよ。お前の母親に俺は逆レイプされたって。」
と低い声で言われると、黙るしかなかった。
「続きは夕方に…」
その言葉を背に弘樹の腕から抜けた動揺したまま和子は寝室を出た。
寝室には、和子が前日着けていた下着が落ちていた。
とりあえずそれを拝借して、弘樹も同級生の部屋へと戻った。
何とか平静を装うとしていた和子だったが、息子から「体調悪いの?」と聞かれてしまうくらい、
隠しきれていなかった。
やっとの思いで送り出したと思ったら、弘樹が一人で戻ってきた。
「いってらっしゃいのチューをして欲しいんだけど。」
和子は渋々だったが、弘樹にキスをすると、弘樹から舌を絡めてきた。
それになぜか応じて、和子も舌を絡めてしまった。
「やっぱり…」
にやついた表情を弘樹は浮かべたまま、「またあとで」と言葉を和子に掛けて、玄関から出ていった。
学校が終わり、弘樹はダッシュで和子の家に向かった。
部活と言っても、そんなに時間があるわけではないのもあったからだ。
そんな弘樹を玄関で迎えた後、一人でシャワーを浴び始めた和子は、ため息ばかりで、
この泣くに泣けない状況を何とか打破しようと考えたが、いい案が思いつかない。
相手は子供と言えども、完全に弱みを握られている。
そんな事を考えている間に、弘樹が浴室に入ってきた。
「時間がないんだからさ~」などと文句を言われながら、体を触られることに抵抗をすでに諦めていた。
そして、寝室のベッドで、和子は弘樹が中学生とは思えない老練なテクニックで、愛撫だけでイカされてしまった。
それに驚きを隠せなかったが、弘樹はそんな間を与えてくれなかった。
連続して息子の同級生にイカされてしまう自分が、体はそんなに欲求不満だったのかと、我ながら呆れるくらいだった。
挿入行為中に、「昨日は中に欲しがって、大変だった」と弘樹に聞かされると、
半分自暴自棄になって、開き直るしかなくなった和子だった。
結局、中には求めなかったが、弘樹の要望に応えて、口の中で受け止めてしまった和子自身に、
和子は事が終わった後、少し呆然とした。
「何してるんだろう…私…」と呟いた言葉が弘樹の耳に入った。
「息子の同級生とSEXしただけだよ。これからもこの関係が続くけど。」
これで終わりだと思ったら、大間違いだぞという弘樹に意思が和子にも伝わり、
和子は戸惑いをまた隠せなかった。
しかし、慣れと言うのは怖いもので、しばらくすると和子は容易に弘樹を受け入れるようになっていた。
息子がいない時に弘樹が遊びにきたり、泊りに来た時に、息子を早く部屋に上げてしまうように、わざと少し早めに酒を飲んだりするようになった。
もちろんそれは弘樹の求めに応じるためだった。
ちなみに、自暴自棄と言えば、同じような時期に、里美も自暴自棄になり、里美に憧れていた悪い先輩とSEXをしてしまった。
さらに里美は少したぶらかされたような感じで、別の先輩とも関係を持ってしまい、学校で変な噂が流されてしまった時期があり、
登校拒否した時期があった。
弘樹の行動は止まらなかった。
和子が落ちてしまうと、本当は冬休みに入るころには、弘樹は和子に飽きていた。
それに和子の息子である同級生もなんとなく関係に気付いている様子が伺えた。
ところが、和子の方が弘樹から相手にされない期間、体が疼いてしまう時が出てきてしまった。
もちろん言葉には出さないが、弘樹に抱かれることで解消される欲求不満を本能が訴えていたのだ。
正月、久しぶりに旦那に抱かれたが、年齢的な事はもちろんあるとは思うが、弘樹ほど情熱的な抱き方ではなく、
それで和子の不満が解消されるものではないと言うことも和子が自覚した。
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