そしてカラオケ当日
自分はお店が閉店まで勤務だったので
カラオケには1番最後に合流した。
個室のドアを開けると、参加者は10人程度だった。
ドアに1番近い場所が開いていたので
歌っている人の邪魔にならないように
そこにとりあえず座った。
そして部屋を見回すと…
ソファーの中央辺りにユリアはいた。
近くの男と仲良く話していた。
カラオケを歌っている人の曲が終わると
皆が自分がいる事に気付いた。
もちろんユリアも。
「お疲れ様です」
ユリアが声を掛けると、周りの人が
気を使って俺をユリア隣に座らせた。
次の曲が始まる
俺はお腹が減っていたので
ドリンクとポテトを注文した。
そして曲を入れる。ユリアもリモコンを見ていた。そして俺は、笑いをとるためにAKBの曲を入れた。
俺の番になった。
曲が始まる直前までポテトを食べていた。
そして歌い始める
周囲は笑いながら聴いていた。
そして、間奏の時…
ユリアは突然、持っていたポテトを俺の口に入れた。
そして満面の笑みを浮かべた。
ボックス内は更に盛り上がった。
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