大きめのバスタオルを渡して服を脱いだらうつ伏せになってバスタオルでしっかり隠したら呼んでくださいと伝えて、施術室の外で待ちます。
5分ほどしてBさんが用意できましたと呼びに来てくれました。
内心ドキドキです。今からアイドルの生肌に触れるのです!!
平静を装いながら「まずは背中の側弯から始めましょう」バスタオルを腰のあたりまでずらします。
「はずかしいー(笑)」A恥ずかしそうに笑っています。
Bさんは結構真顔で心配そうに見ていました。
ここで内心を見透かされると全てが終わると思い、真剣に背中の施術をします。
ドキドキしてるせいかたくさん汗をかきながらの施術になりましたが、逆にそれが真剣にやってるように映ったらしくBさんは少し安心しているようでした。
背中の側弯の施術が終わり、Aさんには見えないのでBさんに施術後の背骨の状態を確認してもらうと「全然違う、だいぶ真っすぐになってる」とびっくりしていました。
ここでもっともらしく難しい言葉を混ぜながら筋肉やリンパの話をしてBさんを信頼させました(笑)
次は脚の施術です。
うつ伏せのまま片足の太もも辺りまでタオルをずらして脚を露出させます。
まずは膝下から行います。
しっかり圧をかけ握力も使って力強く施術していきます。
途中、Bさんに左右の差を見てもらい効果が出てることをAさんにも伝えてもらいます。
Aさんは喜んでいます。
太ももに移った時でした。
Bさんが「私の終電がもうすぐなので帰らないと」と
私「…」
えーこれからだったのに(笑)
Bさんは少し郊外に住んでいるので終電が早いようです。
Aさんは地下鉄で2個先の駅なんですが
A「私、足まではやっていきたいな」
私は心の中でやったーと叫びました。
B「だいじょうぶ?」
A「細くなってるんでしょ?やりたい」
B「確かに細くなってる」
A「じゃあ脚までやっていくから先に帰っていいよ。今日はありがとね」
B「うん。ほんと大丈夫?家に帰ったら連絡してね」
A「うん。わかった」
B「じゃあ帰るね。おつかれー」
こんな二人のやり取りを聞きながら私は喜んでいました。
私はBさんを見送り部屋に戻ります。
半裸のアイドルと二人きりです(笑)なんだこの興奮は!!
平静を装い「じゃあ続けますね」と施術を続けます。
さっきまで良くしゃべっていたAも余りしゃべらなくなりました。
お互いに緊張しています(笑)
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